動く人、動かない人
「人を動かす」、というと悪い意味も感じるかもしれません。
人をコントロールする、意のままに動かす
一方、人を良い方向に導く
前向きに生きられるように導く
というのは、相手のためを思ってやっていることなので、良いイメージがありますよね?
でも、大半の場合、実はこの両者に本質的な違いはないのではないでしょうか?
なぜか?
それは、相手をコントロールしようとしているからです。
「面従腹背(めんじゅうふくはい)」
辞書によると、
うわべだけ上の者に従うふりをしているが、内心では従わないこと。
を言います。
こうなっていることって、すごく多いですよね?
従わせている、と思っていても表面だけで、結局はやらない
社員でも子供でも同じですよね?
子供にいくら勉強をやりなさい、と強制しても、
押しつけられたこと=自分で決めていないことは人はやりません。
やっている風にしていても実際はやっておらず、成果も出ません。
厄介なのは、従わされる側が、自分が面従腹背になっていると気付いていないことが多いという点です。
指示されて、「はい」と素直に言っていても、実は心(潜在意識)では、
「押しつけられた」、「やりたくない」
と思っていることにその人も潜在意識では気付いていないのです。
また、従わせる側も気付いていないことが多いのではないでしょうか?
特に、「相手のためを思ってやっている場合」に気付きません。
相手のために言ってあげているのだから、という前提があるので、自分が相手をコントロールしようとしていること自体に気付いていないのです。
そして、こちらが「コントロールしよう」、「コントロールしてあげなくては」という意志、意図があれば、
もっと言うと「コントロールしようとしている」と伝われば相手は従いません。
まずは自分が相手のことをコントロールしようとしているのだ、ということを認識することが重要な第一歩となります。
そう気付いた上で、
コントロールではなく、
「相手に自ら気付いてもらうというステップを取り入れる」ことで、
人は自ら気付き、自分の決断として動くことを選択するようになります。
そうして初めて成果が出るということとなります。
かなり説得側が気を付けて説得し、相手に「やります」、と言わせたとしても、
「説得」という要素が色濃く入れば入るほど結局やりませんので笑
自ら選択して、決めた
もっと言うと、自ら気付いて、行動や思考を変えると決めた
という過程が必要になります。
これが、「幸せに稼ぐトップコンサルタント」になるための肝の部分となります。
でもこれって、
経営者にとっても、
親という立場の者にとっても
同じように肝の部分ですよね?
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