モレンハウアー,K 著 今井 康雄 訳『忘られた連関―「教える‐学ぶ」とは何か』(みすず書房, 1987年)を読み直しているが......
モレンハウアー,K 著 今井 康雄訳(1987)『忘られた連関―「教える‐学ぶ」とは何か』みすず書房。
第5次書庫の整理を終えて、王子様に貢がず、ここに残した本の1冊。
今、読み直している。
なぜ、書庫にあったのか。2016年11月に購入しているという事実まで遡ることはできたが、どのような経緯で本書を入手したのか、思い起こせない。
しかし、2024年6月29日、今、本書がここにあり、読み直している意味が見えてきた。
今は昔の書籍ではなく、昔は今読む書籍だ、少なくともわたくしにとって。
我田引水、否、皆田引水!
拙著(2023)『物語「教育」誤訳のままで大丈夫!?-Education のリハビリ、あなたと試みる!-』キーステージ21みらい新書を書いた意味が、モレンハウアーの『忘られた連関—「教える‐学ぶ」とは何か』によって、さらに広がり、深まってくる。
不思議だ。
しかも、拙著(2023)は、わたくしたちの歴史と文化の、明治以降「今ここ」のことだと認識していたが、時空間を超えて海を超えてそこ底を這い、通底するテーマであることにも気がつかせてもらった。
ありがたい。
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