同床異夢ではなく、異床同夢の同志への気づき❤️
standfm「よみききの世界」2024.4.19
「同床異夢ではなく、異床同夢の同志への気づき❤️」(22分)
https://stand.fm/episodes/6621e7438a76c14ccdb9d6e8
「生きる意味」を見失ったときにするべきこと を拝読いたしました。
とても共感・共鳴・共振する内容でした。
「プロのカウンセラーに話しても、深刻そうな顔でフムフムとうなずかれるだけだった話」と、「ピアカウンセリング」の有意味性(「成立しないケース」を含む)との対比のお話への展開はとても感銘を受けました。
昨年6月に上梓した拙著(2023)『物語「教育」誤訳のままで大丈夫!?-Education のリハビリ、あなたと試みる!-』(キーステージ21みらい新書)以降、思索・探求を続けておりますが、現時点での私の到達点と重なり合う内容だったからです。
ここに《同志》がおられた❤️、という思いです。
ここかしこに様々な上下・左右・前後・内外の関係性に潜む権威/権力性(authority/power)による危うさを如何に越えるのか、という問いへの応答として「並進」という概念の重要性に達しつつあります。
「並進」という概念は、これまでの「教育」学的世界にはなかった概念(ともすると「教育」そのものが上下の権威・権力性を前提にしてきた行為になりますから)ですが、拙著を執筆する過程で「並進」とはMutual translationであり、また、Mutual Reflectionであるという認識に至ったところで刊行いたしました。
その後、2024.1.1の能登半島地震を契機にあの2011.3.11東日本大震災・原発事故、さらに1995.1.17阪神淡路大震災に遡りながら拡張・深化した「並進」概念の意味は、Mutual Careでした。
あなたのピアカウンセリングの理論的哲学的背景には、まさに上下などの権威・権力性を超えた「並進」(Mutual translation /Mutual Reflection /Mutual Care)があるのではないでしょうか。
最近、教育学から越境して文化人類学的知見にふれると、複数の文献に通底する概念に出会いました。それは、「相互性(Mutuality)」という概念でした。
学知学問世界から抽出された概念「相互性」を生活文化世界に降ろさし/落とし込んだのではなく、これまでの学校・大学、地域・ラジオというフィールドにおける人々(多世代・多職種・無職のリスナーさん)と共に学び・暮らし・仕事(まなくらしごと)の経験と時間から生成/創発(emergence)してきた概念としての「並進」/「相互性(Mutuality)」です。
長々と書き連ねてきてしまいましたが、しのぶさんのお書きになったテキストにある見方・考え方・感じ方、在り方や成り方に心底共感・共鳴・共振してしまった背景に触れざるを得ませんでした。
どうかお許しください。
最後に近況についてのご報告です。
この4月からプロフィールに変化が起こりました。
・2年間続けてきたTOKYO854のRADIO Personalityを3月で辞めました。
(パーソナルなstandfm「よみききの世界」はほぼ毎日続けています)
【声の日記/ラジオエスノグラフィー】
・不思議なご縁で、4月から私の番組のスポンサーをしてくださり、拙著を出してくださったキーステージ21のHolistic Corporate Advisorを始めました。
【非常勤/Holistic Education/Care Studioにおける在宅ワーク】
・学知学問世界から生活文化世界に軸足をゆるやかに移しながら、また、口承文化との架橋・往還を踏まえた新たな書字文化記録の執筆を始めております。論文や文献ではない、多世代・多職種・無職の生活者市民/住民の方々にも届く読み物を書いています。
【未踏の世界ですが、もしかすると……】
2024.4.19
今は亡き父の誕生日
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