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2025年、事業を成功に導くための「問い」を磨く

毎年、年の初めって「よし、今年は何をしようか!」って気持ちになりますよね。
でも、そこでちょっと立ち止まって考えてほしいんです。
計画を立てるとき、どんな問いを自分に投げかけているのかなって。

だいたい多くの人がやりがちなのが、
「どうやって売上を伸ばす?」とか
「もっと効率化するには?」みたいな漠然とした問いかけになりがちです。

もちろん大きな事業をされている経営者の方は、しっかりした事業プランを策定されていると思います。

士業、特に社会保険労務士事務所は、世の中の企業規模に比較したら、超小規模事業所になるわけで、事務所の規模に関係なく、自分の進みたい道筋をつける意味でも、事業プランはたてるべきだと思っています。

そこでちょっと工夫を入れて「問いの質」を上げると、計画自体の質がグッと変わってきます。

そもそも、なぜ“問い”が大事なのか?

例えば、去年を振り返るとしましょう。
去年の顧問先の増加はどうだった?」って聞くのと、「去年、新規顧問先が増えた理由は何?」って聞くのとでは、見えてくる景色が違います。

後者の問いだと、「ああ、あの時に紹介してもらった案件がきっかけだった」とか、「セミナーで名刺交換した人が問い合わせてくれたんだ」とか、具体的な状況が浮かび上がってきます。
それを次につなげるのが大事で、これが“問い”の力なんです。

どうやって問いを考える?

じゃあ、実際にどんな問いを立てればいいのか。
まず、3つのステップに分けて考えると分かりやすいです。

  1. 現状を知るための問い
    これ、基本中の基本。「今の自分はどこに立っているのか」を確認するための問いです。例えば、

    • 「うちの事務所の一番の強みって何だろう?」

    • 「去年うまくいったことと、いまいちだったことって何だった?」

  2. 未来を描くための問い
    次に考えたいのが、「未来の姿をどう描くか」。ちょっと大きな視点で問いを投げかけます。未来を描く問いを楽しく考えるコツとか。

    • 「5年後、理想の事務所像ってどんな感じ?」

    • 「顧問先が増えたら、具体的にどんな業界のクライアントを持ちたい?」

  3. 行動計画を具体化する問い
    最後は、具体的にどう動くかを考えるための問いです。

    • 「この3ヶ月で、何を最優先で達成するべき?」

    • 「新しい顧問先を開拓するには、どの方法が効果的だろう?」

まとめます。
今回は、2025年の事業プラン策定に役立つ「問いの力」について、 具体的な質問例を交えながら解説していきます。

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