みなさんこんにちは なりなりです
こちらのNoteではYoung ThugのDie slowを和訳解説していきたいと思います。ぜひYouTubeやiTunesで曲を聴きながら読んでください。
なぜこの曲なのかと言うと一番の理由は個人的に2021年リリースでTOP 3に入るくらい好きな曲だからです。
この曲のHIPHOPカルチャーの根底にある悔しさだったり辛い経験を歌詞にしているところ、成功するためのマインドなどがYoung Thugらしい表現で
出てくるのがすごい好きでしたね。
歌詞の和訳を知って少しでもこの曲の良さが伝わるといいなと思っています。それでは早速行きましょう!
曲の入りはStrickのRefrainから入ります。
今夜死んじまうぞっていうすごいシンプルな歌詞ですね
Strick視点の歌詞なので「あの人たち」はYoung Thugたちで間違いないでしょう。ここからYoung Thugのイントロです。
ここ少し細かいんですがMe and Strickというのは会話ではよく使われる表現ですが文法的に正しいのはStrick and I なんですよ
会話の時はそこまで気にせず、Me and you とか Me and Johnみたいな感じでOKです。文章にするときはYou and IとかJohn and Iみたいにするのがルールですね。
これはアメリカ人でもme and youとかっていうと親からYou and I でしょ? って治されるのはあるあるですね
じゃあ次
このツアー中はパイントしか飲んでないって言ってますね。このa pintってのはビールとかを測る単位でよく使われます。大体1リットルの半分くらいで割と多めです。
Thug的にはこのツアー中はa pint of leanしか飲んでないから俺にしてみればいい方だってことを言ってます。それでは次見ていきましょう
かわいそうですね
イタリアだからですかね?知らんけど
ここに出てくるNothing major は会話でよく使う表現だと思います。
なんかあった?って友達に聞かれて
みたいな感じで使いますね
と言っています。
兄弟を刑務所には行かせないぞっていう意志の現れって感じですね。裁判で勝ったっていうよりは「俺はもうあいつを戻さねぇぞ」っていう決意表明が近いです。
あいつをエホバの証人にしてでもムショには行かせないってことですよね。エホバの証人ってのは規則正しい生活をしているアメリカ発祥の宗教団体です。
と話しています。
ThugのDeputy Sheriffに対する因縁のストーリーを語っています。
なかなか過激ですね
さて!! こっからやっとVerse 1が始まります聞いていきましょう
って….さっきの話からどんな落差だよって感じですよね
これは歌詞の表現としては難しなと思ったんですが、馬鹿にされた悔しさなのかな〜というふうに僕は解釈してますね
ここで不思議なのが
という話をしているので、世界の話というよりは業界の中の誰かの話をしてるのかな?って感じがしますね
という表現をしてます。これはダイアモンドの中に真珠を混ぜてるフェイクだ。という意味じゃないかと解釈をしています。両方高いとは思うが...
ここは個人的にすごく好きな歌詞です。Thuggerの経験した辛いこと歌詞にしていますねここはメロディも相まって感極まるバースに仕上がっていると思います。
ここもなかなか面白い表現だなと思います。Geniusの解説だとダブルミーニングじゃないかってやつがありましたね。アメリカ人がネイティブアメリカの人から土地を奪ったとそれなのに、移民を制限して誰がここに入れるかを決めようとしていると。
そことギャングをかけてるんじゃないかと、勝手にここは俺たちのシマだと言って「お前たちは入るな」とかね。やってるんだと。でも俺は武器を持ってるからな。ってのはそういう意味じゃないかってことですね。
まぁこれは面白い考察だと思いました。
ここはYoung Thugらしい表現ですね。欲しいんだったら誰よりも早く目覚めて行動を起こしてるだろ。ってことですよね
Young Thugって結構インタビューでもこんな感じの行動を鼓舞する言葉みたいなのをよくいうんですよね。自分がやってきたからこそだと思いますね。
このStickってのはAK47のスラングです。サウスのスラングですねこれは。
しっかり靴下を履いて、銃も用意して靴も履いてるThugとサンダルを履いてるやつっていう。準備と気合の入り方の対比っていう感じですね。
そして最後は
ここ個人的にはだいぶ謎な歌詞です。なんでここでNipsey?っていう。You know what im saying って言われてるけどいや、わからんよっていうのが正直なところです。
追記 (1/30): https://youtu.be/nWzca125A58
Young ThugがNipseyのことをThat's my brotherと呼んでました👀めちゃくちゃ親しい仲だったようです。
とても親しい仲だからこそ曲の文脈とかは関係なしに名前をshout outしたいと言うのが本心だったのかもしれません。
歌はもう少し続きますがtiny desk concertでのパフォーマンスはここまでなので本日はここで区切りたいと思います。
いかがだったでしょうか?Young ThugのDie Slow
人種差別をされた経験やそこから父親に励まされ努力でここまで成り上がってきたYoung Thugのことを考えるとめちゃくちゃHIPHOPな曲だなと思います。
これからも和訳解説していきますのでリクエストあればどんどんください。
おしまい。どんだ。