Zoomで授業(10分体育)の備忘録
5月23日(土)のZoomで授業に向けて,もがいている様子を備忘録として残しておきます。
個人的な備忘録となりますので,ぼくが今週末のZoomで授業(10分体育)に向けて,もがいている様子を知りたい方だけお読みください。笑
(3000字を超える長文です。何度も言いますがメモなので,誰かに読んでいただくことを前提としていません。あしからず。。)
今回の授業の目的は
■Zoomで授業をするときの3つの伝え方を提案する。
です。
①先生から子どもに伝える
②子どもから先生に伝える
③子ども同士で伝え合う
(③はZoomだからこそできる,という方法を提案したいです。)
これら3つの伝え方は,学校だと簡単にできます。
例えば,体育の授業で考えてみると,
①先生→子ども
■先生が子どもの前に立って,今日の流れを説明する。
②子ども→先生
■子どもが手を挙げて,当てられたら発表する
■子どもがマット運動の技を披露する
③子ども⇔子ども
■他の子が発表しているのを聞く
■友だちのマット運動の技を見る
■友だちの技を見て,アドバイスをする
■チームで作戦を立てる
こんな感じです。
今回はZoomを使ったオンライン授業なので,体育館や運動場でする場合と同じようにするには,
■こんなことに困るよ
■でも,こんな方法をすれば,解決できるよ
という
方法
を提案したいと思います。
なので,そんなに奇抜な授業をすることはないし,むしろ,誰でも取り組める,
オンライン体育における3つの定番の伝え方
みたいなものが提案できればなと思っています。
ふむふむ。
だいぶ,書きながら授業の方向性が定まってきました。
ここからは,もう少し,具体的な授業の内容を考えていきたいと思います。
①先生から子どもに伝える方法
■カメラの前で話したり質問したりする。
・聞こえてたら,手を振ってーとか。
■カメラの前でミニホワイトボードを使いながら,説明する。
・話す内容の補助として
(字幕,とまではいかなくても,理解の手助けとして)
・絵を描いて説明するとき
(子どもから出た質問に,絵を描いてその場で答えたいときに有効かも)
■先生の画面を共有して,それを見せながら説明する。
・スライドを使うと,伝える内容が多いときに有効
・動画を見せたいときも便利。(音声も共有できる)
■先生のPCでWord(google ドキュメント)を開き,子どもたちの意見を打ち込む。画面の共有をしておく。
・子どもたちの意見を板書できるイメージ。
・チャット機能で代用することも可能
②子どもから先生へ伝える方法
■指名された子が発言する
ミュートを解除する,という以外の準備がいらないのがポイント
■自分のミニホワイトボードに書き込み,それを見せる。
子どもたち自身が道具を準備しておかなければならないが,視覚的には友達の意見が一目でわかるのがポイント。
■チャット機能
クラス全員が見れる掲示板に書き込む方法と、先生だけにこっそりメッセージを送ることも可能です。
(先生、トイレに行ってきます。みたいな。笑)
■投票機能(後日、勉強する)
※スケジュール済みのミーティングのみ(インスタントミーティングではできない)
※ホストユーザーのタイプは Pro (プロ) 以上
■賛成なら背景を赤,反対なら背景を青に変えてもらう。
手間ですが,慣れるとできるかも。赤と青の紙を見せてもらうのでもOKかも。
③子ども同士で伝え合う方法
■前転している様子をみんなで見る
■前転している友だちを見て,上手なポイントをチャットに書き込む。
■動き(ジェスチャー)で伝える。
拍手や顔の動きを大げさにするとより伝わるかも。
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ちょっと余談。
■オンライン会議アプリ※「Comment Screen(コメントスクリーン)」で子どものコメントを画面に共有する。
※ニコニコ動画でおなじみの弾幕と呼ばれるコメントの嵐を表示できます。
ポイントは
・匿名でコメントを流せる
(Zoomのチャット機能だと,誰がコメントしたか表示されます)
・コメントが画面上から流れていくので,すぐに消える
(書き込みページには残ります)
・卑猥な言葉が,打ち込めない仕様になっています
例を挙げると,
「うんこ」は打ち込めませんが
「う〇こ」なら打ち込めます笑
ここまで。
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次に,上の3つの伝え方を,
具体的な授業に落とし込んでいきます
ポイントは
■少しずつ
■簡単から難しく(回数,時間,姿勢を変える)
■活動のゲーム化
まずは,ブレスト的に,思いつく授業の流れを書き出します。
※以下,太字の
子ども⇔子ども
の活動をいかに取り入れることができるかが,オンライン体育のキーポイントかもしれません。
⓪音楽を流しながら登場
(やる気になる音楽?体育っぽい音楽?)
①音声チェック
「聞こえている人は,両手でマルを作ってー」
(先生→子ども)
②ウォーミングアップ
(少しずつ,動きを大きくしていく)
■グーパー体操
(先生→子ども)
(先生→子ども)
■3,2,1で最高の笑顔を作ってね
(先生→子ども)
(子ども→先生)
(子ども⇔子ども)
■先生とあっち向いてホイ
(先生→子ども)
「引っかからなかった人ー?」
■子ども代表一人とあっち向いてホイ対決
(子ども→先生)
(子ども⇔子ども)
③導入
次のうち,「バランスを取るのが難しい」と多くの人が感じるのはどれ?
(先生→子ども)
■チャットで予想を書き込んでもらう。
※ここは指で1か2か3をやってやってもらった方がいいかも。スムーズに授業に入るために。
(子ども→先生)
(子ども⇔子ども)
ミニホワイトボードで見せる。→画面の共有だと、チャットに記入するのが難しい。
(先生→子ども)
※この時に,全身が映るようにカメラを動かしてもらう。
1⃣ 目をつぶって片足でバランス5秒
2⃣ 座った状態で両手両足をあげる5秒
3⃣ ヨット5秒
■実際に,3つのポーズを一緒にやってみる。
(先生→子ども)
(子ども→先生)
(子ども⇔子ども)
■一番難しいと感じたポーズの番号をチャットに書き込んでもらう。
(子ども→先生)
(子ども⇔子ども)
※人によって,難しいと感じるポーズはちがうよね。
④本編
なので,
もっと,いろいろなポーズを考えてみよう。
課題
「バランスを取るのが難しいポーズを考えよう」
ミニホワイトボードで課題を提示する。
(先生→子ども)
活動
バランスを取るのが難しいポーズをそれぞれ考える。
1分で。
■思いついた人は手を挙げる→発表する。
※指名された子が説明しながらポーズをすると,スピーカービューではその子が映る。
(スマホで参加の場合,一度に4人しか見れないので,この配慮がいる)
(子ども→先生)
(子ども⇔子ども)
■発表を見ていた子は,拍手をしたりジェスチャーをしながら,反応する。
■子どもが発表したポーズを,みんなもマネしてやってみる。
(子ども⇔子ども)
発問
回転というテーマの動きを加えて,「片足でバランス」を難しくしてみましょう。
(先生→子ども)
例:10回まわって片足で立つ
子どもから出てきそうな考え
※考えをチャットに書き込む。
■10回まわるとき,方に耳をつけて回るともっと難しいよ。
■前転してからバランスをしたらどう?
⑤振り返り
■30秒でチャットに書き込む。
(おしまい)
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ちょっとした工夫
■足まで画面に映るようにする。
■タイマーで残り時間を見せる。
■音楽が鳴り終わるまでに〇〇
Zoomで体育 できないこと
■身体接触
■目線を合わせる
・特定の子に視線を送って、みんなの視線を集める、なんてことができない。
・発表者の話をふんふんと、目線を合わせて聞けない
■立ち位置を変える(太陽の位置を気にしなくてもよい笑)
■子どものノートをのぞき込むことができない(提出させることは可能)
メモ
・体つくり運動は「体ほぐしの運動」と「体の動きを高める運動」に分かれる
・体を動かす楽しさや心地よさを味わい運動好きになる
・心と体の関係に気付く,仲間と交流
・基本的な体の動きを身に付けて,体の動きや体力を高める。
・体の動きを高めるためには、人数、回数、距離、時間、姿勢、用具、方向などを変化させて運動を工夫しながら行うこと
・活動に得点化・ゲーム化を取り入れ、夢中になって運動する
参考資料
(子ども同士の関わり合いを促すICTの活用方法について)