ebayで売れたものはエアメールで送れる?注意点と送料まとめ!
世界でコロナが流行り始めてから、ebayで輸出をする人たちは「配送方法の見直し」を余儀なくされました。
現在では、フェデックスなどの「クーリエ」や「ヤマト運輸」を利用する人がほとんどだと思います。
しかし、物によっては「日本郵便」の配送サービスを使うことができる商品があります。
それは
書類(手紙、業務用書類、雑誌、CD、ICカードなど)
はがき
グリーディングカード
です。
例えば、軽くて薄いもの(ポケモンカードなどのトレーディングカード)がこれに分類されます!
しかし、エアメールを使う際には注意点もあります。
それを踏まえた上で、この記事を読んでいただければ幸いです。
ebayで売れたものはエアメールで送れないことはない!しかし注意点もある!
商品をエアメールで発送する方法をお伝えする前に、知っておいてほしい注意点を3点以下にまとめます。
・日本郵便HPでは「エアメールで【商品】を送ってはならない」と明記されている
・エアメールで発送した商品は「消費税還付の対象外」となる
・エアメールで発送した分は、消費税の支払い義務が生じる
では、それぞれ説明していきます。
エアメールで商品を送ってはならない
日本郵便のHPにはこう記載されています。
日本郵便公式HPより
ebayで売れたものは、この「商品」に該当してしまいます。
なので本来は、ebayで売れたものはエアメールで送れません。
が、正直なところ関税で中身まで見られて「これは贈り物じゃなく商品ですよね?」と詰められることはよっぽどないとは思います。(ゼロとは言い切れませんが……)
なので、ebay輸出でエアメールを利用しているセラーさんがいらっしゃるのも現状です。
また、書類に該当しないものも送れません。
日本郵便公式HPより
そのため、もしも利用する場合はトレーディングカードなどの「薄くて軽く、小さいもの」に絞ったほうがいいです。
エアメール発送は「消費税還付」の対象にならない!
ebay輸出をされているセラーさんの中には、「消費税還付」を受けている人もいらっしゃるでしょう。
しかし、エアメールで発送したものは消費税還付の「対象外」となるので覚えておきましょう!
エアメール発送分は消費税納付の義務がある!
エアメールで発送した分は、税務署から
『エアメールは商用で使えないから、これはプライベート用ですよね?輸出証明書はないですよね?』
と見なされ、消費税が返ってきません。
しかし、売上はちゃんと発生しているので「仕入れたものを国内で売っている」扱いとなります。
そのため、 「販売時に発生する消費税」と「仕入れ時に発生する消費税 」の差額を納める必要があります。
例えば……
売値1000円(消費税100円) - 仕入れ値500円(消費税50円) = 差額の消費税50円分
を税務署へ納めなければなりません!
こちらの記事の下部のほうでも説明してありますので、合わせてご確認ください。
注意点を理解した上で、エアメールを使うのは自己責任
ここまで、注意点を3点述べてきました。
特に気をつけたいのが、「商用にエアメールは使えない」と日本郵便が明記していることですね。
これを念頭に置いた上で、実際に利用するかどうかは
すべて自己責任となります
エアメールとは?発送方法・送料・大きさについてまとめます!
ここまで、注意点を述べた上でエアメールの使用は自己責任と解説しました。
では、以下から「エアメールで発送する方法」についてお伝えしていきます。
そもそもエアメールとは?
エアメールとは、国際郵便のサービスの一つです。
その中でも、航空便は船便よりも早く配達されます。
そもそも、船便は時間がかかるためebay輸出にはオススメしません。
一般的に「はがき」も「カード」も「手紙」も全てひっくるめて「エアメール」と言われるため、ここでは「はがきサイズ」と「手紙(定形・定形外)サイズ」に分けて解説していきます。
また、こちらの日本郵便サイト(こちらのページ)にも詳しく掲載されています。
エアメール(はがき)の大きさと送料について
エアメール(はがき・手紙)につけられるオプションについてはこちらの公式HP(日本郵便)でくわしく確認してください。
【大きさ】
長辺 14〜23.5cm
短辺 9〜12cm
※長辺が短辺の1.4倍以上であること
日本のはがきサイズならほぼ大丈夫だと思います。
しかし、梱包するとサイズも変わりがちなので発送前に確認しましょう!
日本郵便公式HPより
【送料】
地帯関係なく、世界中どこへでも配送可能。
・航空便は一律70円(エコノミー航空SAL便は利用不可)
・船便は一律60円
とても安いです!
日本郵便公式HPより
オプションで「書留」「受取通知」が付けられます。
エアメール(はがき)については、公式HP(こちらのページ)にも詳しい情報が記載されています。
エアメール(手紙)の大きさと送料について
【大きさ・重さ】
【定形】
長辺 14~23.5cm
短辺 9~12cm
厚さ 1cmまで
重さ 50gまで
【定形外】
最長辺 60cmまで
長さ+幅+高さ=90cmまで
・巻物体の場合 直径×2+長さ=104cmまで
重さ 2kgまで
重さ50gを超えると、大きさに関係なく「定形外」として扱われます。
日本郵便公式HPより
オプションで「書留」「受取通知」「保険(最高200万まで)」が付けられます!
では、それぞれの地帯に分けて送料を解説していきます。
ちなみに地帯の区分はこちらです。
・第1地帯:アジア
・第2地帯:オセアニア、カナダ、中米、中近東、ヨーロッパ
・第3地帯:南米、アフリカ
・第4地帯:アメリカ合衆国(グアム等海外領土含む)
【第1地帯】エアメール(手紙)の送料 定形 定形外25gまで¥90 50gまで¥160¥220100gまで ¥330250gまで ¥510500gまで ¥7801kgまで ¥1,4502kgまで ¥2,150 【第2地帯】エアメール(手紙)の送料 定形 定形外25gまで¥110 50gまで¥190¥260100gまで ¥400250gまで ¥670500gまで ¥1,0901kgまで ¥2,0602kgまで ¥3,410 【第3地帯】エアメール(手紙)の送料 定形 定形外25gまで¥130 50gまで¥230¥300100gまで ¥480250gまで ¥860500gまで ¥1,4901kgまで ¥2,8502kgまで ¥4,990 【第4地帯】エアメール(手紙)の送料 定形 定形外25gまで¥110 50gまで¥190¥260100gまで ¥400250gまで ¥670500gまで ¥1,0901kgまで ¥2,0602kgまで ¥3,410
エアメール(手紙)については、公式HP(こちらのページ)にも詳しい情報が記載されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
全て自己責任なのを前提に
・エアメールで商品を送ることも不可能ではない
・エアメールは消費税還付の対象外
・後日税務署に消費税を納める必要がある
・小さく軽量なものは送料を抑えて送ることが可能
いろいろと制約があるのも事実です。
しかし、エアメールについては知識として知っておいてもいいかもしれませんね!
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