日常のとなりについて書いておく
いきなりだが、あなたは「日常のとなり」ときいてどういったものを思い浮かべるだろうか。
いつもそばにあるもの、いつもと少し違うもの、隣に住んでいる人、いつも連絡をとる人、ずっとそばにあるけどたまにしか意識しないもの、、、
などなど、いろんな想像ができると思う。
なんとなく、ボーッと生きてると見過ごしてしまう何かにふわっと思いをはせてしまうような、そんな不思議な魅力のある言葉なんじゃないかと思う。
そんな素敵で不思議な「日常のとなり」、これ、実は福岡で現在開催中の展示会のタイトルなのである。(ババーン!)
今週末(6/2日曜)で終了してしまうので、まだの方はぜひご都合をやりくりしてご来場いただきたい。
さてこの「日常のとなり」展、「anno lab初の個展」と謳ってはいるのだが、普段から会社の名前と同じくらい、いやもしかしたらそれよりもずっと重要なこととして、制作者の個人名を露出させるよう心がけてきたこともあり、「会社の」個展(あるいは作品?)という扱いがどうもしっくりこない。
いざ展示会をつくり上げ、オープンしてみても、これは個展なのか?いやしかしグループ展とも違うしなあ……と、まだどう呼んだものか落ち着かない。
仮に個展が一点突破型の、グループ展が多種多様な面白さをもつ傾向があるとしたら、本展はその両方のいいとこ取りをしている作品だと言っても良さそうである。
本展では「日常のとなり」というテーマについて作家それぞれが解釈・考察をし、ときに協働しながら作った作品群がひとつの空間に散りばめられているという構成なのだが、それだけでは終わらず、その空間自体も日常のとなりを意識させる作品のひとつとなっている。
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と、こんな調子で書いていくとネタバレの域に入っていくのでこのくらいにして(内容については会期終了後にでもまた書きたい)。
anno lab初の個展であり、あなたの日常をちょっと楽しくすると評判のメディアアートの展覧会「日常のとなり」は今週末6/2が最終日です。
そのうち行こうと思っていたあなた、いつのまにかもうラストチャンスですよ!
入場料は高校生まで無料、一般400円で、会期中は本人に限り何度でも再入場可です。
SNSの反応を見ていると、どうも「また行きたい」「また来た」の率が高いようなので、もしかしたらのリピート欲に応えられるよう、日程に余裕を持ってお早めにおでかけください。
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最後に、もう行ったという方やネタバレを気にしない方へのお楽しみとして、TwitterとInstagramのハッシュタグリンクを載せておきます。
自分の視点と他人の視点だったり、他人同士の視点を比較して見るとまた面白いですよ。
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