熊川哲也さんと吉田都さん
どちらも英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルまで務められたお二人。過去のドキュメンタリー映像、最近の指導をされているシーンを映像で何度か見ている。
熊川哲也さん
才能がある天才肌
ゆえに、「なぜ、自分と同じことができない?難しいことじゃないのに・・・」と、もどかしい。
吉田都さん
才能がある努力家
ゆえに、「なぜ、もっと頑張らない?私はもっと努力をしてきたのに・・・」と、もどかしい。
と、思いながらご指導をされているのかも…と、勝手な推測。
指導を受ける側は、
熊川さんから、そう言われたら、
「いや、簡単じゃないし・・・。熊川さんだからできるんですよ・・・」と心で思うのかと…。
都さんから、そう言われたら、
「もちろん私なりに努力はしている・・・つもりです」と心で思うのかと…。
これまた勝手な推測。
それでも、お二人の指導を受けて、素晴らしく成長をしていくダンサーの方たちを見ていると、お二人が、情熱をもって真摯に本気に取り組む姿がきちんと伝わって、
「簡単じゃないけれど、もっと頑張ってみよう」
「もっともっと努力をしてみよう」
という気持ちになるのだと思う。
このお二人から、見習うべきところは、たくさんたくさんある・・・と、常日頃から思っている。
※三年半前に書いた記事、眠っていたものをアップしてみた。