ボルトとナット Bolt & Nut
言い間違えた
この前、ボルトとナットの「ナット」を言い間違えた。
「ナット」を「ナルト」と言ってしまったのだ。
脳が良かれと混ぜてしまったらしい。
ちょっと恥ずかしい。
でも、そもそも似ているのがちょっとわるいんじゃないかね、と思っていたりする(自己防衛)。
両方とも三文字、そしてトで終わる。
紛らわしい。PushとPullレベルだ。
どっちかは二文字とかにできなかったのだろうか。(これを暴論という)
余談だが、
ボルトは英語でBolt、ウサイン・ボルトも同じ。
ナットは英語でNut、ナッツ類のナッツはNutの複数形だ。
ナット/Nutとは一体。
小さい何か、みたいな語源の印象を受ける。
さて、次もし言い間違えるとしたら。。
「ボルト」を「ボット」と言ってしまいそうだ。
これは十分にあり得る。
ルとッをほんの一瞬交換するだけだ。
これまた余談だが、
ボットは英語でBot、いわゆる自動プログラムのボットだ。
ナルトは英語でNaruto、世界でも人気の漫画・アニメを指すことになるだろう。
つまりいつ言い間違えてもおかしくないレベルの単語である。
ボルトとナットについては、今後あと何回かは言い間違えるであろう。
だから、もはやその節には「ボット」と「ナルト」で押し通しても良いと思っている。
ダブルネガティブ(?)として、合っていると解釈してはいかがだろうか。
3D
3DCADでボルトとナットを設計し3Dプリンターで出力できるのだが、その出来が美しい。
写真はM10、つまりネジ山の径が10mmだ。
見ての通り、一つ一つのねじ山が、精度素晴らしく積層されているのが分かる。
ぐるぐると徐々に形づく姿は、ぼーっと眺める対象としておすすめだ。
さて、これを使って簡単なバイス(万力)が作れる。
簡易的なものであればちゃんと挟んでくれて役目を果たしてくれるのだ。
可愛いミニバイスである。
つまり
ボルトとナットはなんとも美しい。
規格化、六角形、ネジの山と谷の螺旋。
今この瞬間も世界中の誰もが、ボルトとナットで作られた何かに囲まれているのではないだろうか。
それが一番凄いことと思う。
小泉成文