銀座ギャラリー巡り(東京都中央区・京橋駅〜銀座駅周辺)
今回ようやく企画展開催の運びとなったGUCCI GALLERYを目当てに訪れた銀座。けれどせっかく銀座に来たのならまだ数多あるギャラリーで未訪問の場所を中心に寄ってみようじゃないかと思った次第。
・ギャラリーなつか(東京都中央区・京橋駅)
ギャラリーなつかでは千葉鉄也の個展を開催。宝石・鉱石をイメージして切り取った絵画で一定の人気を誇る。こういうときって自分の誕生石とか気になっちゃう。
・ASK?(東京都中央区・京橋駅)
Art Space Kimura略してASK?では伊原乙彰の個展「描き続けるということ」を開催。青い円の中にアルファベットのような胎児のような絵が浮かび上がる作品が奇妙で好き。
・ギャラリイK(東京都中央区・宝町駅)
ギャラリイKでは「夢のあと」と題して奥田悠介、藤田理紗子、@yutori_Iwataによるグループを開催。かたやサイケデリック、かたやアートサイダー・アート的なアプローチの世界観を醸し出す。
・Gallery Cellar(東京都中央区・宝町駅)
Gallery Cellarでは漫画家の丸尾末廣「薔薇色ノ怪物」展を開催。初単行本である表題作の直筆原稿と「少女椿」のカバーイラストを展示。やっぱり抜きん出ている。
・TomuraLee(東京都中央区・東銀座駅)
TomuraLeeでは佐竹広弥の個展「水滴の彼方へ」を開催。スケッチの中にある植物や自然物の造形を観察したときの断片や有機的なイメージを水滴のように描く。奇妙な絵本のよう。
・セントラルミュージアム銀座(東京都中央区・東銀座駅)
セントラルミュージアム銀座では時折り書道に関する展示会を開催している。今回も「日本書道院100人展」を開催。かなり広いスペースに書道家の作品が所狭しと展示されている姿は圧巻。
・ギャラリー58(東京都中央区・銀座駅)
ギャラリー58では羽藤雅敏の個展を開催。モザイク画のように均等に配された大きさの長方形にランダムに色彩が散りばめられている。じっと眺めていれば何かが浮かんできそうでもある。そんな自由も味わえる。
・Steps Gallery(東京都中央区・銀座駅)
Steps Galleryではナガクボケンジによる個展を開催。とにかく鼻である。いろんな形の鼻をいろんなアプローチで紹介するというエキセントリックな企画。なぜ鼻だ。ちょっと面白い。
・Gucci Gallery(東京都中央区・銀座駅)
2023年の夏にオープンしたばかりのGucci Galleryはグッチ銀座の店舗内にあるギャラリーである。柿落としで羽生結弦の写真展を開催した後しばらく音沙汰がなかったのを、今回ようやく興味深い展示が開催されたので訪問することに。Bambooコレクションをはじめとして各種ドレス、それにこれまでのグッチの歴史やこだわりのコンセプトなどについても紹介している。2フロアに分かれ、順路にある階段にはグッチの歴史も細かく紹介しているという充実した内容。トイレもすごく綺麗。ブランドが主催しているアートギャラリーとしては上位を争うレベル。もちろんウォシュレット式。
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