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海の森公園(東京都江東区・テレコムセンター駅/SusHi Tech Tokyo)

東京都の各所から集められたごみが最終処分場で燃やされ、最終的に東京湾へ埋め立てられる最後の行き場である埋立処分場。かつてはごみ戦争が江東区と杉並区との間を中心に繰り広げられたその代表的な地でもあった夢の島もすでにキャパシティを超え、現在はお台場の先に新たな埋立地が作られている。普段よっぽどの用事がない限り訪れることのないこの場所がSusHi Tech Tokyoというイベント会場になるということで訪問することに。

未来のサステナブルな世界を実現するための科学技術などを紹介するSusHi Tech Tokyoはお台場や有明エリアを中心に幾つかの会場で開催している。今回の埋立処分場エリアもその会場の一つで、かつて行われた東京オリンピックの会場としても使われた。東京ゲートブリッジのすぐそばにあるこちらの会場は、東京オリンピックではボート競技会場として設置された。現在も練習場として使用されているという。

船上から東京ゲートブリッジを眺める

この埋立処分場、海の森エリアへ行くためには専用のシャトルバスが通っている他、水素を原動力とした水上バスも通っている。せっかくなので水上バスに乗ってみることに。東京国際クルーズの専用乗り場から乗船し、20分ほどの時間をかけて海上を進み、東京ゲートブリッジを間近に見ながら現地へ到着。

船上は非常に快適
船内も非常に快適 トイレはウォシュレット式

会場は「グランドスタンド棟」「第一艇庫棟」「最先端再生可能エネルギーエリア」等に分かれており、海の森エリアの中だけでもそこそこ移動が必要。ただ平地なだけあってそこまで疲労感はないかもしれない。各棟に入っている企業ブースで、それぞれ開発された技術を紹介する、という形をとっている。

グランドスタンド棟
フィニッシュタワー棟
第一艇庫棟
こんなのにも自由に乗れます

埋立地なだけに、てっきり砂がたくさん埋め立てられているような場所かと思いきや意外なことに草木の生い茂る山林となっている。こちらは海の森プロジェクトという緑化運動によって作られた場所で、海の森公園という名称になっている。現時点では立ち入ることができないものの、整備が進めば一般的にも開放されるのかもしれない。トイレは全てウォシュレット式。クリーンにね。

いつかこの公園も一般開放される日がくるでしょう


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