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墨田区・江東区ギャラリー巡り
東京スカイツリーから清澄白河にかけてのエリアには現代アートのギャラリーがいくつかある。平地というのもあっていくつかは歩いて回れる距離なので(個人差あり)せっかくだから巡ってみることに。最終的に東京都現代美術館へ向かうのが正しい道のり。
・KAIKA東京(東京都墨田区・本所吾妻橋駅)
KAIKA東京はアートとホテルが融合したコンテンポラリーアート発信の場として提供される新しいスタイルのホテルである。1階にはアートを楽しむカフェーがあったりギャラリーがある。GALLERY ROOM Aでは石山未来とフカミエリによる共同展示を開催。
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・GALLERY MOMO RYOGOKU(東京都墨田区・両国駅)
江戸東京博物館のすぐそば、総武線の高架沿いにあるGALLERY MOMO RYOGOKUでは小橋陽介による個展を開催。映画『ファーストスラムダンク』から着想を得たフォーメーション=配置という構図に転換させた「描く行為への原点回帰と新しい表面的な表現」を体現する。
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・HARMAS GALLERY(東京都江東区・清澄白河駅)
清澄庭園からすぐ近く、住宅街の中にポツンとあたわれるHARMAS GALLERYでは水谷昌人による「半円の蒸気」という展示を開催。どろどろにとろけた絵具が内臓のような気持ち悪さを体現する。
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・Satoko Oe Contemporary(東京都江東区・清澄白河駅)
S.O.C.ことSatoko Oe Contemporaryでは丹羽良徳による個展「人類はなぜ経済活動をしているの?」を開催。目についた文字をランダムで読み上げながら匍匐前進で進むパフォーマンスを写した映像が面白い。
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・KANA KAWANISHI GALLERY(東京都江東区・清澄白河駅)
KANA KAWANISHI GALLERYでは戸田沙也加による個展「生い茂る雑草の地に眠る」を開催。作者が死に朽ちるのみとなったアトリエに残された彫像を写し込みながら時代の移ろいと残されたものを切り取る。
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・東京都現代美術館(東京都江東区・清澄白河駅)
東京都現代美術館の企画展示として、東京コンテンポラリーアートアワード、通称TCAAの受賞記念展「さばかれえぬ私へ」を開催している。戦時中に日本からアメリカ本土へ飛ばされた風船爆弾の記憶を巡った竹内公太と東日本大震災の復興の中で「惨事便乗型」の復興が進んで行く現状を冷たく捉えた志賀理江子による作品。圧倒的なこれらの作品がMOTの広大な展示室の中で無料で見られる。とにかく死の匂いがどこか漂いつつも俯瞰で見る作品たちは一見の価値がある。
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