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銀座ビル巡り(東京都中央区・銀座駅周辺)
銀座は全国でも有数の珍しい建築物が多くある場所である。昔から文化の中心地であり続けてきた場所で、昔から今に至るまで様々な形のビルが作られてきた。普段あまりその外観を気にしていたことがなかったので、建築ツアーに参加させてもらって改めてそのユニークな建物を見直してみる。基本的には外観のみ。一部だけ内観も見ている。
・鈴木ビル(1929年 山中節治)
1階には森岡書店が入っている。ここは期間内に1タイトルだけしか本を置かないことで知られている面白い書店。オーナー不在だったが色々と話を教えてもらった。カウンターに薬箱を使っているのも洒落ている。通りがかりの職人が高さを調整してくれたらしい。
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・ヨネイビル(1930年 森山松之助)
上の部分は新しく改修されているが入口の部分がかつての状態で残っている。よく目の前を通っていたのに全く気づかなかった。洒落たビルが多いからね。
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・奥野ビル(1932年、新館が1934年 川元良一)
何度か訪れているビルで内装と手動で開閉するエレベータが特徴的。ギャラリーが多く入っており地下では面白い展示が行われていた。
意外だったのがトイレで、以前に訪れた時には小便器の水がハンドル式だったのがセンサー式に変わっていた。衝撃。ウォシュレット式にもなっていた。時代である。
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・ルイ・ヴィトン松屋銀座店(2013年 青木淳 内装はピーター・マリノ)
外観のみ。メイン通りに建っているのでよく見かけるけどそういえば入ったことないや。いい色をしているのよね。
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・ミキモトギンザ2(2005年 伊藤豊雄)
内観も確認。内部は螺旋階段になっていて2階もまた内装が鮮やか。創業者の御木本幸吉の長男である御木本隆三が研究していたジョン・ラスキンを記念した文庫が地下にあるらしい。
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・無印良品銀座店(2019年 石本建築事務所 UDS)
銀座においても足を運びやすいお店。かなり賑わっていた。上の階にギャラリーがあり、フィリップ・ワイズベッカーのドローイング作品や自ら製作した家具が展示されている。
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・銀座和光(1881年 渡辺仁)
銀座の象徴とも言うべきビル。なんと造られたのは19世紀。ギャラリーに訪れたことがあったものの、上の時計塔もいつか見学できるタイミングがあれば見に行きたいもの。
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・GINZA SIX(2017年 谷口吉生)
ファサードが和風を意識している。いつも6階くらいまでしか行っていなかったのが、実際は7階より上もあったことに驚き。オフィスとか住居が入ってるのかな。
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・交詢ビル(1929年 横河時介)
通りの名前にもなっている上、ギンザ・グラフィック・ギャラリーの向かいにあるにも関わらず今まで存在を意識してなかった。中にもギャラリーがある。
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・電通銀座ビル(1933年 中村伝治)
そういえば歴史あるビルだなあ、くらいにしか見ていなかったけれど電通だったとは。エレベータホールがモザイク模様の壁になっている。あと入口の横に祝日旗を立てる装置が付いているのが良い。
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・静岡新聞社東京支社総務(1967年 丹下健三)
新橋から銀座方面へ足を運ぶ時に必ず目に入る象徴的なビル。柱に枝のように部屋が付いていて支えがなさそうなので、あまり地震の時にはいたくない。もともと2つの棟をつなげる計画だったらしい。
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銀座の街を歩いていて他に気になったのが至る所にある丸源ビル。そのほとんどが閉まっており、気になって調べてみたら『日本一の資産家』を称した丸源のビルだった。これもまた銀座を彩る風景の一つでもある。ちょうど中銀カプセルタワービルが解体されはじめている。また新たに生まれ変わって行くのでしょうな。
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