ナッツの万馬券倶楽部 #37
今週の日曜日は、阪神競馬場で2歳チャンプを決める、朝日杯フューチュリティS。
近年では、未来を見据えている馬はあえて路線を変更してホープフルS(G2)に向かったりもしている。
ホープフルSは中山競馬場の2000mで、皐月賞(G1)と同じ舞台であるから需要も高まったのであろう。
そのせいで朝日杯フューチュリティSがG1としてのレベルが下がっているかもしれないが、あくまでも2歳チャンプを決めるのはこのレース。
昨年は、リオンディーズとエアスピネルの“母仔の因縁対”で盛り上がり、ドラマがあった。
今年はどうだろうか?
牝馬のミスエルテが一番人気になりそうなので話題性としては十分。
しかも、ミスエルテの父親がフランケルということもあり、2週連続フランケル産駒G1制覇というのも大きな話題性にはなりそうだ。
ただ、人気所で決まって頂くと“ナッツの万馬券倶楽部”としては面白くはない。
でも、まだ本気を出してないミスエルテだけに切ることは出来ないが…。
モンドキャンノは、京王杯2歳S(G2)の覇者。
函館2歳S(G3)も2着ということもあり、確実に上位に入るぐらいの実力は持っているはず。
ただ、気がかりは1600m以上を未経験ということ。
距離延長がプラスになればいいのだが…。
経験の浅い2歳馬なので走ってみないと分からない。
父親もキンシャサノキセキなので短距離向きの血統ではあるので、スピードは間違いないなし。
穴馬として面白そうなのは無敗馬のレッドアンシェル。
無敗馬と言っても新馬戦ともみじS(OP)を勝った程度だがww
まだ強い馬と走ってないだけと考えれば可能性は多いにあり。
前走の大敗で人気を落としていそうなのが、函館2歳S(G3)の勝ち馬レヴァンテライオン。
こちらは外国産馬、通称◯外(マル外)。
近年、強い外国産馬が現れてないので個人的には応援したい馬である。
もう一頭の外国産馬がトリリオネア。
こちらはドバイのシェイク・モハメド殿下の所有馬。
2戦1勝とまだ未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬だが、連対率は外してないですし、血統的には申し分ない馬。
余談だが、「リオ」五輪の水泳メダリストの松田選手が当日のゲスト。
トリ「リオ」ネアに騎乗するのは松田騎手。
これは何かのサインだと思いません?ww
もう一頭の人気馬になりそうなのがダンビュライト。
僕が大好きだったルーラーシップの産駒である。
前走のサウジアラビアRC(G3)では2着。
負けて強しの内容ではあったと思う。
まだ右回りのコースを走った事はないので、面白い存在ではないだろうか。
まだ1戦1勝の馬だが魅力的なのがクリアザトラック。
鞍上もミルコ・デムーロ。
オーナーも金子氏であり、角居厩舎。
この組み合わせで弱いわけがないww
まだデータが少ないだけであって、このチームのディープ産駒の一勝馬がアッサリ勝っても、別に驚くことではない。
最近何かと勢いがあるサトノ。
今回もサトノアレスが出走する。
4戦2勝だが連対率はいまだ100%。
母父デインヒル、父がディープインパクトというのは魅力的な血統だが、今回は外枠17番。
この馬は気性が荒いらしい。
そこを騎手がどれだけ上手く捌ききるか。
大外一気という展開になりそうな気がする…。
このレースを勝てば武豊はJRAのG1完全制覇となり、大偉業の達成となる。
その大記録の為に頑張っていただきたいのがタガノアシュラ。
3戦2勝で、そのうち札幌2歳S(G3)では一番人気にも支持されたほどの馬。結果は8着と散々だったがww
前走も黄菊賞(500万下)と過去に名馬も輩出された条件戦を勝っての参戦。
1600mを走ったことはないが、1800~2000mで使われてきているので、距離延長よりも距離短縮の方が信頼は持てる。
野路菊S(OP)を勝っている2戦2勝の無敗馬アメリカズカップ。
鞍上が若手注目株の松若風馬。
そろそろG1で頭角現してきそうな人物でもある。
札幌2歳S(G3)を制した地方馬のトラストにも頑張っていただきたい。
実績の方も5戦3勝とレース経験も他の馬よりは多めで、連対率も80%。
唯一連対を外したのが前走の東京スポーツ杯2歳S(G3)での5着。
ただ、この馬にしてもアメリカズカップにしても大外枠を引いたのは不運でもある。
【ナッツの予想】
◎タガノアシュラ
○クリアザトラック
▲ミスエルテ
△トリリオネア
△ダンビュライト
△モンドキャンノ
△トラスト
今回の◎タガノアシュラは、武豊の大偉業に賭けた所もあり、私情挟み過ぎてる感もあったり、外枠で不利なのに地方馬の△トラストを選択している所は、やっぱり僕が競馬に求める所がロマンなので致し方ない。
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