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Summer Pockets の聖地にようやく行くことができたので備忘録など(3日目)
※注意
備忘録なので、とにかく写真をたくさん貼ります。
日記のように自由に書くので、サマポケ上におけるキーとなる設定も遠慮せずに書いてしまう可能性があります。あんまりネタバレ配慮しません。
前回の続きです。1日目と2日目はこちら↓
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2022/7/18
この日のうちに関東へ帰るため、昼過ぎには高松を出発する必要があります。男木島を午前中に回りきるために、朝早くから行動を開始します。
宿のチェックアウトを済ませ、昨日と同様に高松港へ車で向かい、8:20高松港発のフェリーに乗ります。
高松港から男木島まで40分程度です。
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朝が早かったため、高松の商店街のコンビニで買ってきたパンを船内や甲板で食べていました。
お盆休みにこの記事を書いているわけですが、こうやって写真を貼り付けているたけで、もう先月に戻りたくなってきています。船酔いしやすい自分がこんなことを思ってしまう辺り、Summer Pocketsってゲームが自分に与えた影響はとても大きかったんだと考えさせられますね。いや勿論、この船が全然揺れなくて酔わなかったってのも大きいんだけど。
曇り気味の天気ですが、結果的に雨に見舞われることはありませんでした。3日間を通して天気が大荒れすることもなく、逆に晴れ過ぎて熱中症の危険があるほど暑いということもなく、聖地巡礼に恵まれた気候で良かったね。
女木島から男木島へと船が走る中、甲板で潮風を浴びつつ進行方向を眺めていると、お馴染みのあの景色が見えてきました。
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男木島に到着します。
船に乗った状態で島の街並みを撮ると、丁度ゲームのキービジュアルっぽい写真が撮れますね。
でもしろはの立っている場所は直島港っぽいのが難しいところ。
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このようにゲームと現実とがリンクしていく瞬間が聖地巡礼の醍醐味。
島に着くと、「あ、これね」とすぐにわかってしまう鉄塔がありました。のみきが放送を行っていたあの場所です。
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感傷に浸りつつ、次の目的地へ。
またのみき関連、町役場です。本当にゲームそのまんまの造形です。
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その後再び鉄塔の辺りまで戻ってくると、家々の連なりの間に鳥居のようなものが見えます。どうやらその鳥居が静久ルートのキービジュアルの場所の聖地のようなので、そこまで登り道を歩いて行くことにします。
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着きました。
1段目で撮るか2段目で撮るかはお好みです。下の写真は2段目。
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このキービジュだと階段の上には広場が広がっており、静久ルートで一番衝撃的な例のシーンとなるわけですが、実際には神社がありますので、あのような広場はありませんでした。
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のみきルートの大切な聖地、静久ルートの大切な聖地と立て続けに見て、感情が追い付かなくなっているところですが、そろそろこの島のメインとなる聖地の方向へと歩かなければなりません。紬ルートのメイン舞台となる、あの灯台です。灯台は島の最北端にありますので、しばらく歩き続ける必要があります。
前回前々回と同様、島の地図は記事の後半に載せています。
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ようやく家々の連なる迷路を超えることができました。そうなると、どこまでも夏、夏、夏の景色です。ここはSummer Pocketsの舞台です。たとえ少々暑くても、やはり一度は夏に来ないとね。
その道中に、蒼が寝ていそうな小道の聖地があります。
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この辺りから自分たち以外の人影を全く見なくなったので、夏らしいサマポケの楽曲を流しながら歩いていました。
駆け抜けた毎日 追いつけない夏が来て
夏が終わって 手を振って別れる
「来年もきっと遊ぼうね」叫ぶ一瞬に
笑顔に涙 浮かべていた
日差しの暑さを 忘れるぐらいに
地面を蹴った 子供のように
君の声ばかり 覚えている
僕らの影は 夏の風の中
眩しいほどに刻まれて
もう1度だけ あの懐かしい海に還る事が出来たら
いつか忘れた日の 眩しさを見つけられるから 君と
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確かに、他に人は殆どいませんでしたね…。
海岸沿いをひたすらに歩いて行くと、ようやく灯台が見えてきました。
そしてその海岸には……
神山識ルートのラストシーンで出てくる、鬼姫の石碑の聖地があります。
この島、このゲームにおいて大切な場所の聖地があまりにも多すぎる。
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だから ボクだけは覚えている 君の涙を
絶対に約束を守るんだ
あの日渡した貝殻で作ったこの御守り
重ねに行くよ 誰より大切な君に
そして、遂に灯台に着きました。というか石碑のすぐ横です。
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聖地巡礼先に灯台があるのかどうか知らないけど、もしあるなら着いた瞬間に間違いなく感情が狂ってしまう
— なる (@NarciaSttma2) March 28, 2021
サマポケを始めて最初に進んだルートである、紬ルートを終えてから1.5年くらい経過して、ようやくこの場所に来ることができました。
って書くと長い年月の末にって感じで感動的に聞こえるかもしれませんが、、、
本当はサマポケをクリアしてすぐの、2021年の夏に来たかったなあ。
(灯台に限らず、他の場所にも当てはまることですが…)
「紬の夏休み」をまともに聴くことが出来ないレベルで気持ちを入れ込んでいた頃にここに来たかった。もっと限界なレベルで狂いたかった。もはや頭の中にサマポケしか入ってないんじゃないのって時期に来たかった。何事も夢中なうちが花なんだなあって改めて思います。
アニメ化したら間違いなく再熱するのですから、そしたらまた来ようね。
僕にとっての救いは、(結局紬だけはちゃんと書いてないけど)各ルートを終えた後にすぐにnoteに感想を書いていることだと思います。ここまでの熱を持ってこのゲームをやっていたんだって、文字を読めば伝わってくる。今もう最盛期ほど夢中な状態じゃなかったとしても、夢中だった頃の自分を否定するようなことはしたくないし、その時の気持ちを大切にしたいよね。
誤解のないように書いておくと、この旅はとっても楽しかったんだけど。サマポケ聖地巡礼旅行として楽しめていたのか?と問われると100%そうとは言えないところがあったねって。
何が悪いって、そりゃ2021年に旅行に行くのを阻んできた某ウイルスが全て悪いよね。いつになったらこのご時世は終わるんだか。
灯台の話に戻そうね。
灯台のそばには、資料館のような建物がありました。そこにはフリーノートが置かれていましたので、メッセージを残しておきました。
膝の上にノートを置いて文字を書いたので、ちんまい文字になってしまっているけど許してね。
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灯台と石碑を堪能して、残す聖地は鴎と出会った海岸沿いの道の1か所のみ。時間は十分に残っている(高松行きのフェリーは2時間に1本しか来ないので注意)ので、ゆっくりと来た道を引き返して行きます。
道中は特に書くことも残っていないので、この島で出くわした猫ちゃんの写真をたくさん貼ることにします。
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そういえば「タコ飯」についても、のみきが言及していましたね。
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のみきの言葉を思い出して、なるほどなあという顔をしていました。
(サマポケとは関係ないけど、こういった旅行を共にする身内メンバー、みんな猫好きなんだよね。そんなわけだから僕たちの担当アイドルがネコ役に選ばれるのも当然の結果だったのかもしれないねって)
迷路のような家々の連なりを再び潜り抜けて、島の南側の海岸まで歩き続けます。
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着きました。鴎と出会った海岸沿いの道です。
女木島(冒険した洞窟)(1日目)
→直島(鴎との待ち合わせ場所)(2日目)
→男木島(鴎と出会った場所)(3日目)
の順で自分たちは旅しているけど、これだと鴎ルートとは真逆な日程になってしまう。仕方ないね。
羽依里はこの後スーツケースの勢いのままに海へダイブしてしまうわけですが、この先の海岸を東へと歩いて行っても、そんな坂道もなければ、飛び込みそうになるような急カーブもなさそうでした。鴎ルートはよくわからない場所が多すぎるので、アニメで明かされることを期待していきます。
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ここが最後の聖地場所のつもりでしたが、帰り道に「これじゃん」となった聖地場所を見つけました。しろはと出会ったり、うみちゃんの応援を受けて羽依里が練習に励んだりした小学校のプールです。
あ、写真撮らないでって看板が貼ってあったので、写真はありません。
場所は後述の地図に記しているので、気になる方は行ってみましょう。
その近くには秘密基地と書かれた施設があり、色々貼られていました。
どうやら以前はここに天善が住み着いている例の秘密基地のモデルがあったようですが、元々ボロボロだったところを台風にバラバラにされてしまったとかなんとか。聖地巡礼は来れるうちに来ようね。
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アイスを食べたりラムネを飲んだりして時間を潰しつつ、13:00発のフェリーに乗って高松港へ帰ります。
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仮にサマポケ聖地旅行を1泊2日で終えようとするならば男木島と女木島を同じ日に回ることになると思うのですが、女木島で電動自転車やバスを使ったところで男木島で南端と北端の両方を回る時間あるかな…?というのが正直な感想です。フェリーの本数が少ないことも踏まえると、やはり2泊3日は欲しいって思っちゃいそう。
いや、自分が南関東住みだからそう思うだけで、もっと瀬戸内に近い場所に住んでいる人ならなんとかなると思いますが。
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次の機会にやりたいことは前回(2日目)の記事で書ききっているので改めて書いたりはしませんが、きっちり計画を立てて、過不足なく充実した旅にしたいものです。
計画も大事だけど、前述したように頭の中をSummer Pockets一色にした状態にしてから来ることも大事かもしれません。ノベルゲームってどうしてもクリアに一定以上の時間がかかるので、気軽にできる娯楽が溢れている現代では後回しにしてしまいがちなのが良くないね。
この先アニメ放映期間が決まったらすぐに、アニメ放映の終わった少し後ぐらいにここに来れるような計画を立て始めた方がいいかもしれない。その際にそう決められるフットワークの軽さが残せているのかどうか、今はまだわかりませんが…。
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ちょっとだけ……ばいばい。