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Summer Pockets の聖地にようやく行くことができたので備忘録など(1日目)

まだSummer Pockets(以下サマポケ)をプレーしたことがない方、ぜひこの夏にやりましょう。
Windows、iOS、Android、Switch、PS4どれも内容はほぼ同じなので、好きなもので遊びましょう。アニメ化前の今がチャンスです。

以下注意
備忘録なので、とにかく写真をたくさん貼ります。

日記のように自由に書くので、サマポケ上におけるキーとなる設定も遠慮せずに書いてしまう可能性があります。ネタバレ配慮しません。

(過去にSummer Pockets REFLECTION BLUEをプレーした際の感想記事を幾つか書いておりますので、そちらも読んでいただけると嬉しいです)









うみルートを終え、事実上の全ルートクリアを達成したのが昨年(2021)の5/7。


このGWには、茨城県のひたち海浜公園に咲くネモフィラ(ゲーム中に出てくる場所である「迷い橘」の聖地です)を見に行こうとしていた気がします。結局未だに見に行けてないので、来年には行けたらいいな。

その年の8月には鳥白島のモデルとなった島である、瀬戸内海の直島・男木島・女木島へ行く計画を立てていました。成田から高松へ行く格安飛行機を抑え、宿を抑え、準備をしていましたが、デルタ株の流行で中止にせざるを得ない状況に。9月の連休に行こうとしていた北海道旅行も同様にして潰されたので、悲しみに暮れながらミリシタのイベランを沢山していた記憶があります。


そんなこんながありましたが、先日の7/16~7/183日間にようやく上記3島へ行くことができました。その日記と、そこで感じたことを以下に記していこうと思います。


そういえばその数日前までミリシタのイベランをしていたわけですが(1つ前の記事を参照)、その間ずっと、どんだけこの旅行を楽しみにしてんだよって感じの名前にしていましたね。

最終2位の方がサマポケやりますって言ってくれたのが嬉しい。その言葉、忘れないからね。



2022/7/16

旅の始まりです。
7:28に品川駅を出発し、10:35に岡山駅に到着。

岡山駅、通過したことはそこそこあれど、降りたのは今回が初めてでした。

ゲーム上で羽依里が住んでいるのは岡山県で、羽依里が鳥白島へ向かったのは当然岡山側からなので、本当はここから港のある宇野駅へ移動し、船に乗って直島へ向かいたいところです。しかし舞台の聖地となる他2つの島、男木島・女木島へは岡山側からは基本的に航路がなく、香川側からしか行けません

今回の旅では、1日目女木島、2日目直島、3日目男木島というスケジュールとしています。

そんな都合から、今回の旅は香川側の港のある高松駅から少し移動した所にある宿を取っています。というわけで、岡山駅からマリンライナーに乗って瀬戸大橋を渡って高松駅へ向かいます。

ちなみに直島には羽依里が鳥白島で住むことになる加藤家のモデルとなっている宿があるので、岡山側から直島へ向かい、そこで一泊し、翌日朝に直島から高松港へ行き、高松港から男木島・女木島へ向かうのが本来一番効率の良い聖地巡礼方法だと思います。この方法を取ると直島に夜までいることができるので、日中だけでは味わえないことも味わい尽くせると思います。ただし加藤家のモデルとなっている宿は当然人気なので、夏に泊まるとなると相当に早い時期からの予約が必要になると思われます。

マリンライナーに乗り、10:53に岡山駅を出発。
「夏」を感じてしまう景色、堪らないですね。
瀬戸大橋を渡るのも、飛行機以外で四国へ行くのも初めてでした。本当はサンライズ瀬戸に乗りたかったのですが、繁忙期だと最速で予約しなきゃいけなかったんですね…。またの機会に。
せっかく直島の方角の景色が見える座席に座れたので、しろはのアクスタを添えて1枚。

11:49に高松駅に到着。
かなりの空腹に襲われていたので、うどん屋へ直行。

セルフ釜あげうどん 岡じま たかまつ店
冷温玉ぶっかけ中+かしわ天 (650円)
うどんはコシが強くて食べ応え抜群。
かしわ天のボリュームも中々におかしい。

うどんを食べ終えた後は、荷物を置きに宿へ向かいます。

宿の詳細は…秘密にしておきます。
あまりにもコスパ良すぎて他の人に教えたくない。
いや、直島の加藤家のモデルの宿に泊まれてない時点で敗北者なんだし、別にいい気もするけどね。
一応ヒントになりそうな写真を1枚だけ↓

各オタクがそれぞれ持ってきたグッズを並べ合う様子。なんか関係ないものも混ざっていますね。ラムネはイベランで余っただけだけですね。まだ大量に余ってます。熱中症対策になりそう。食べなかったけど。

荷物を置いて休憩したのち、車でここまで来たオタクと合流して高松港へ。1日目はあまり時間もないし、運転長旅の疲れもあるだろうしということで、聖地スポットが最も少ない(しかしこれは)女木島へ向かいます。

高松港14:00出港の船に乗ります。
女木島、別名"鬼ヶ島"ですって。自称鬼の女の子を添えるしかなくなってしまう。
カモメのオブジェが沢山並びます。この島は久島鴎ルートでキーとなる場所の聖地があります。
高松港から20分程度で着きます。観光客多め。

女木島に着いてすぐの場所に、鴎ルートで羽依里と鴎が探すこととなる海賊船のモチーフとなったオブジェがありました。

こういう時、キャラと背景のどちらにピントを合わせるべきか悩みますね。
どっちも貼れば解決。
よく見たらこれ、ピアノじゃん。
なんか似てない?
2
期の感想もそのうち書きたいって思ってます。

この島の聖地は、このピアノ海賊船を除くと、鴎と冒険した洞窟のみです。
(ゲーム内の山道もこの島の道をモデルにしているそうですが、何処なのかいまいちわかりませんでした)

というわけで、洞窟のモデルとなった場所である、鬼ヶ島大洞窟へと向かいます。Google Mapによれば2.3kmということなので、それくらいなら問題ないと判断し、徒歩で向かうことにします。ちょっと雨降ってたけど。
(徒歩以外の選択肢があるということを、この時は知らなかった…)

君と一緒なら どこでもいける
どこにもいかなくてもいい
君と一緒なら 世界のどこにでも
いける いけなくてもいい
あの子みたいに なりたくて
たいくつな夜から 僕らは飛び出す
君と一緒なら 勇気がもてる
少し 強くなる
手を繋いだら あるきだそう
いつか見た場所まで たどりつけるから
Summer Pockets キャラクターソング - with  Vocal :  久島鴎 (CV : 嶺内ともみ)

というわけで到着です。
初日からこんなハイキングするとは思ってなかった。夜勤終わってその後5時間くらい車を走らせてここまで来たオタク、ごめん。

でも鴎は足の痛みを隠しながらここまでたどり着いたのですから、元気な僕たちはこの程度の山道でバスや電動自転車を使うわけにはいきません。








……いや、羽依里と鴎は絶対こんな山道登ってないだろ。知らんけど。アニメ化したら全てがわかると思うので、楽しみに待つことにします。

鬼を見つけて嬉しそうな識ちゃんの構図。
随分と高いところまで登ってきました。
絶対羽依里と鴎はこんな山道登ってないだろ。
スーツケースなんて持って登ったら悲惨だよ…。
もうちょっと遠目から撮って原作と構図を近づけなさいよと言いたくなる写真。
ゲームみたいに洞窟前に大きなスペースがあるわけではないから難しいけど。

洞窟前で入場料を支払い、中へ入ります。
ひんやり涼しい。気温15℃程度です。汗だくのまま入ったら風邪をひくこと間違いなしなので、事前に体をふいたりしておくといいかも。

好きなシーンです。
10年前の夏休みに何をしてたかなんて、大抵の人間はハッキリとは覚えてないんですよ。でもこの2人は永遠に忘れることができないかもしれない、そんな最高の冒険を堪能しているんです。
そんなゲーム上の洞窟と本当に同じ構図が目の前に現れて、鳥肌立っていました。
これが聖地巡礼の醍醐味。
沢山の鬼に会えて大喜びしてそうな識ちゃん。
宝箱の中身はね……
教えてあげないよっ

いや、宝箱まで実際に置いてあるとは思わなかったですね…。

ひんやりとした洞窟を抜けると、そこには海賊船…………………ではなく展望台があるようです。そこで島の景色を一望してから帰ることにします。

正面に見えるのは男木島。サマポケにおいて大事な聖地が沢山ある島です。
一日で両方の島を回ろうと思ったら、女木島ではバスか電動自転車を使わなきゃダメです。
帰り道。海水浴場へ向かう道です。解放感に溢れていますね。
静久ルートには突入せず。
海水浴場での1枚。吸い込まれそうになるほどに空が綺麗です。
本来の場所とは違うと思いますが、うみちゃんのキービジュに少し似ているなと思ったり。

海水浴場には多くのテントが張られているキャンプ場のようなスペースがありました。鴎ルートにおいて洞窟前で羽依里と鴎がテントを張って一泊するシーンがありましたが、もしかしたらこのキャンプ場を意識して作られたのかもしれません。
もし次に女木島に来る機会があれば、ここで一泊するのもアリですね。夜までこの島にいれば、きっと綺麗な星空を見ることができそうです。

Google Mapだと女木港~鬼ヶ島大洞窟まで徒歩1時間と出てきますが、登りがキツイので1時間じゃ着かないです。徒歩だったらハイキングするつもりで来ましょう。
というか鴎の気持ちを味わおうとするのはやめて、バスか電動自転車を使いましょう

17:20発(最終便)の船で高松へ帰ります。
島の岸辺から船に向かって両手で手を振ってくださる方が何人もいて、まさにSummer Pocketsの島民のような温かさを感じます。

高松の商店街。日常に戻ってきたかのような安心感。

宿泊先に戻って温泉に浸かり、19:00に予約の料亭へと歩きます。
高松の商店街にはレストランやコンビニやパン屋、なんならアニメイトもあったので、旅で滞在するのに困ることはなさそうです。

好きに飲んでいいよって言われて困惑。でも氷も水も用意されていないのにそのコップ…?

宴の始まりです。
思っていたよりもだいぶ高級感溢れる料亭…
ひと夏の冒険(誇張表現)を楽しんだ後オタクたちが晩御飯を食べに来るお店として選んでいい場所だったかな……?





その心配は杞憂に終わるのでした。


ぼく「これ(最初の写真に写っている豆のようなもの。"しょうゆ豆"という香川県の名産品らしい)はなんですか?」

仲居さん2人「えっーっと……少々お待ちください(他の人へ聞きに行く)」

まあお若い方だったし、わからない料理があっても仕方ないよね。

このお鍋、なんか全然味なくない???
わからん。俺たちが味音痴なだけかもしれん………でも一応聞いてみよう。

「タレを持ってくるのを忘れていました!今すぐ"作って"きます!」

…あれ??


「お待たせしました、コーラです」

いや、いくら新人の仲居さんだからってコーラ1杯だけ持ってくるのに付き添いの方(この人も前述の豆の名前わかってなかったけど…)が必要か…?


そもそもこのコーラ、ウーロン茶の味するんだけど???????????
(確かにその前にはコーラとウーロン茶を頼んだけど、それは既に卓上に来ているわけで…)



仲居さん「失礼いたしました!『バーーン!』(僕たちがいる個室部屋のドアをとても勢いよく閉める音)」

えええ…

いやでもこの仲居さん、色々足りないところはあるにしても、初々しさが伝わってきてどこか憎めない。不真面目なわけじゃないはず。多分。きっと。



僕たち「これで料理は終わりですか?(確認)(別に足りなかったわけではない)」
仲居さん「あと、デザートが来ます~」

数分後
仲居さん「うどんです~」

流石はうどん県の異名を持つ香川県、うどんがデザートだったらしい。

(この後、デザートらしいデザートも来ました)

そういうことでした。

自分はオフ会だったりライブ打ち上げだったりのお店を選ぶ機会が多い人間ですが、だいたい常に当たり店を引いていた(ぶっちゃけ食べログを頼りにしているだけ)だけに今回の一件についてはビビりましたね…。
まあこういうことも含めて旅の楽しみということで、許してね。

というかこの店、味そのものは悪くなかったですよ!たぶん…
(正直楽しすぎて+ガバガバ焼酎飲んだせいでもはや味がどうだったか覚えていない)


宿へ戻ります。初日からとっても密度の濃い1日となりました。その8割くらいはサマポケ関係なかった気もするのですが。

2日目編へ続きます。記憶が薄れないうちに早く書こうね。


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