なぜ商品のパッケージデザインを整えるのか。
7都府県での緊急事態宣言が行われ、5月6日までそれぞれの知事が法的効果を持つ措置を行うことができるようになってみたいです。
人との接触は7〜8割まで削減しろとも。
であれば、まず会見をライブ配信でやれば良いのではないかとの指摘はもうやめておいて、自分達の話をしようと思います。亀山です。
今回のテーマは「なぜ商品のパッケージデザインを整えるのか」。特に、モノとしての商品をつくっているメーカーさん向けに考えてみました。
我が子を送り出すなら、オシャレさせたいはず
なるべく不必要な外出は避けるようにしている私ですが、食料品や日用品を買うために、スーパーとか直売所には行ってます。
なるべく地元新潟産の食材を買うようにしているのですが、残念に感じることが結構あります。それは、パッケージデザイン。
お米にしても、きっとこだわりを持ってつくっているのだろうけれど、入っている袋が安っぽかったり、昭和臭のするものが実際多い。
最近、新潟のお土産の新商品開発の仕事が舞い込んできたので、ふるさと村に行ってみました。すると、やっぱり似たような商品とパッケージがずらり。
それぞれの商品には、それぞれ生まれたストーリーがあるはずなので、もうすこしそのストーリーを感じるデザインがあってもいいのになーと、率直に思ってしまいました。
そこで思ったんです。
「なんでデザインにこだわらないのだろう・・」
もしかしたら、こだわっているのかもしれませんが、へぎそばならへぎそばっぽく、米菓なら米菓っぽく、団子なら団子っぽくすることに一生懸命になっている気がします。
もちろん、パッと見てどんな商品なのかを伝えられることは大切ですが、他の商品に埋もれてしまっては意味がありません。
そこでちょっと考えてみました。
お子さんがいる方はイメージしやすいと思いますが、自分の子供が入学式に着る服はこだわりませんか?
古く臭くならないように、ダサくならないように、目立ちすぎないように、かといって他の子と全く同じにはならないようにかわいくするのではないでしょうか?
苦労して作り上げた商品や作物をよく、「我が子のように丁寧に育ててきました」なんて表現する生産者さんがいますが、まさにこの感覚なのだと思います。
手塩にかけて育て上げた自慢の子供を、しっかりオシャレして、送り出す。
こんなイメージで商品を出荷してみてはいかがでしょうか?
しっかり考えたい、お客さんが商品を買う意味
これまでの時代は、商品を作れば売れたかもしれません。ですがこれからはそうはいきません。
人工は減っているし、大手企業やシャアを拡大したり、海外から安い商品が入ってきてます。
役に立つだけではなく、その商品を買う意味がないといけないわけです。
もし、あなたが米農家なら、値段が高くてもあなたから買う意味を作らなければいけない。
もし、あなたが箸屋さんなら、ダイソーのような100均じゃなくてあなたから買う意味を作らないといけない
ということですね。
安さで勝てるのは大手1社だけ。値段が安いからという理由であなたの商品を買っているお客さんは、他に安い商品が見つかれば離れます。
便利さも大手には負けてしまいます。Amazonや楽天に立ち向かうのって難しそうですよね。
では、どうやってお客さんにあなたの商品を買う意味をつくるのか。
まずはデザインではないでしょうか?
あなたがその商品にこめた想い、ストーリーを表現したデザインです。
スーパーや百貨店の売り場に並んだあなたの商品がお客さんにどう見えるのか、マジでめちゃくちゃ大事だと思いません?
だって、お客さんのほとんどはあなたの存在や、あなたがつくったこだわりの商品を知らないわけですから。
人は視覚から得る情報量が一番多いのだから、見た目はやっぱり大事です。
見た目にこだわらずに、「売れないわー」と嘆くのはもったいない!
せっかく想いを込めてつくった商品なのだから、たくさんの人に手にとってもらいたいじゃないですか!
だったら、デザインに投資してみてはどうですか?
あなたが商品を届けたいお客さんの立場で考えてみてください。どんなパッケージデザインだったら手にとってくれるのか。
きっと、お客さんの気持ちをイメージするところから始まるはずです。
わからなければ、ご連絡ください。
一緒に悩みましょう!
まとめ
・こだわってつくった商品のデザインがダサいともったいない
・商品が自分の子供なら、しっかりオシャレして送り出したいはず!
・これからの時代は、役に立つ以外の「買う意味」をつくらないと商品は売れない
・人は視覚から一番情報を得るから見た目はめちゃくちゃ大事
以上!
一部ディスってる表現もありましたが、勘弁してください。私がそう思ったのは事実なので。
自分のかわいい子供におしゃれさせたい!
けど、どんな服を着せて、どんな髪型にすればいいかわかんない!
という方はお気軽にご連絡ください。
一緒に素敵なデザイン考えましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは!
Narashika
亀山友貴
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