プレゼンで思い知る、ビジュアルで伝える大切さ
新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。
Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。
今日のテーマ「プレゼン」について。
「プレゼン」というと大それた感じに受け取ってしまうかもしれませんが、「提案」ですね。
仕事で何かを提案する時に、言葉だけで伝えるのではなく、やっぱりビジュアルで表現したほうが良いなと改めて思いました。絵とか図とか。
プレゼンや提案のゴールは、相手に正確に自分達の考えを理解してもらって、行動を起こしてもらうことです。
だから、用意していた資料をすべて喋らなくても、相手に伝わればOK。
逆にすべて喋っても伝わらなければNG。
そして、やっぱりビジュアルで見てもらうのが一番!
情報を伝える手段は言葉だけじゃない!
ビジネスの現場では、毎日、毎時、毎分、情報を伝えることで成り立っています。
仕事の指示をする、依頼する、要望を伝える、プレゼンする。
すべてが情報を伝えるコミュニケーションです。
このコミュニケーション一つ一つの伝わり方次第で、成果が全然変わってきます。
単純に伝えたい情報が伝わらずにミスが起きることはもちろんですが、受け取りてのモチベーションにも影響します。
会社員として働く人の悩みNo.1は「社内でのコミュニケーションがうまくいかない」だとよく言われますよね。
全くそのとおりだと。
「上司の言ってることがわけわからん!」
「自分の考えを分かってくれない!」
「俺だって頑張ってるのに、そこまで言わなくて良くない!?」
みたいなギャップが少しずつ大きくなり、耐えられなくなってしまう。
社内でのコミュニケーションはもちろん、お客さんに対しても伝え方次第。
商品を買ってもらう営業も、企画を提案するプレゼンも、どうやったら受け取り手に伝わるのかを精密に設計しないといけません。
だから、コミュニケーションは仕事をする上ではめちゃくちゃ大事。
プレゼンではビジュアルで伝えてみる
そんななかでも、最近特にプレゼンを行う時に改めて大事だなって思うことがあるんです。
それが、「ビジュアルで伝えること」。
つまり、絵とか図とかのように、イメージを言葉以外でも伝えること。
言葉で頑張って説明しようとしても、逆にややこしくなったり、難しい言葉を使いすぎちゃって、相手に全然伝わらないことってありませんか?
亀山はどちらかというと自分の頭で考えちゃうタイプでして、何かを考えている時って言葉を使って考えているので、つい言葉だけで伝えようとしてしまうんですが、上手くいかないことも多いんです。。。
だから、絵や図を見せて、「こんな感じです!」って伝える。
コミュニケーションの基本は、伝えたい情報を相手が理解してくれることなので、やはり相手にとって理解しやすい伝達方法をチョイスする必要があります。
今日も、商品パッケージデザインのリニューアルについて、打ち合わせがありました。
当初は、要件整理がメインの打ち合わせの予定だったので、予算がいくらで〜、納品までのスケジュールは〜、デザインから印刷までやるのか〜、などを話すだけのつもりでした。
ですが、当日になって、「やっぱり提案を持っていこう!」と思い立ち、プレゼンすることを決意。勝手に。
要件整理をちゃちゃっと済ませて、「ちなみにこんなアイデアも考えてみたんですが〜」って、しれっとぶっこんでみようと。
依頼されていた仕事の枠を超える提案だったので、あくまでも「ちなみに」の姿勢でデザイン案を紹介しました。
ビジュアルで「こんな雰囲気良くないですか?」って見てもらう。
すると、「亀山さん、以心伝心してるんですか!?」と社長。
さらに、「まさにやろうとしてることですよ!!」と。
心のなかでガッツポーズ。
デザインのような繊細なものは、言葉だけで説明するのには限界があります。
例えば、色の説明。
「赤」っていう色だけでもいろんな赤があります。それが、実際にデザイン案に落とし込まれていれば、わざわざ「赤」と言わなくても伝わります。もっと言えば、言葉で伝わる以上の情報を伝えることができます。
改めてビジュアルで表現することの大切さを感じた一日でした。
あー良かった。
ビジュルアルで伝える用意をしていて失敗したこと無い!
仕事柄プレゼンというか、提案をすることが多いので、度々提案書を作成します。
基本的には専門用語を使わずにシンプルな言葉でまとめることを意識してつくっています。
必要であれば、色を変えたりサイズを大きくしたり。
でも、経験上やっぱり言葉だけだとプレゼンは伝わりにくいかなと思うことがしばしば。
例えば、Webサイト制作の提案をする場合は、参考サイトをピックアップして、「このサイトで使われているような機能を付け加えませんか?」って言ってみたり、広告プロモーションの提案をする場合は、「この動画のようなテイストで商品を紹介してみませんか?」と伝えてみたり。
真似するということではなくて、方向性をお互いに確認するための作業です。もちろん、そのままパクるわけじゃなくて、あくまで「らしさ」を詰め込むことは忘れずに。
で、プレゼンや提案の時に、言葉だけで伝えようとして失敗したことはいくらでもありますが、ビジュアルで見せる用意していた時って覚えている限りで失敗したこと無いんですよね。
ここでいう失敗とは、伝えたいことが伝わらない状態のこと。
言葉だけだと「んーよくわかんないな・・・」ってなっちゃうこともあるのですが、ビジュアルで見てもらうと「なるほどね!」ってなる。
だから、何かを提案したりプレゼンする時にはやっぱり、ビジュアルでズドン!って見てもらうことが大切だと思います。
「戦争の恐ろしさ」や「水害の怖さ」を人に伝える時に、「とにかく怖いんだよー」って言葉で伝えるよりも、写真や動画で見てもらった方が一発でわかるように、ビジュアルの持つ力は偉大です。
まとめ
・仕事は情報を正確に伝えることで成り立っている
・特に提案やプレゼンでは、相手に理解してもらってなんぼ
・相手に理解してもらうには言葉だけじゃなくて、ビジュアルで伝えることも効果的
・ビジュアルで伝えるための資料を準備していて失敗したこと無い
今日から16年前に、新潟で「7.13水害」がありましたね。
夕方のニュースでも特集されていました。
先週九州を襲った水害もそうですが、こういう経験を次の世代に伝えていくためには、言葉+ビジュアルが必要だと思います。
胸まで水に浸かって、車がいとも簡単に流されていく映像を見たら、誰しもがゾッとしますから。
想いを伝えるためには、言葉だけではひびきにくいこともあります。
だから、時と場合によってはビジュアルを上手くつかって表現してみてはいかがでしょうか?
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!
ブランディンプロデューサー
Narashika
亀山友貴