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「どうせうまくいく」と思って、"ともかくうごこう"


こんにちは、ならさんです。

最近、人と話していてふと思ったことがあります。
それは、自分が今、相手の返答を予測しながら言葉を発している、ということ。

それ自体にいいも悪いもないし、すでに習慣になっていて、無意識に行っているものなのですが、たまたまそのことに気が付いたときに、あるフレーズが浮かびました。

「あ、今、がっかりしないための予防線を張ってるな」というものです。

“会話とは、言葉のキャッチボールだ”なんていう表現、皆さんも聞いたことがあるんじゃないか、と思います。



ちなみにならさんは剛速球を投げがちです。

キャッチボールをしたことがある、見たことがあるとわかると思うんですが、投げる側がボールを投げたら、相手がとるかどうかは相手次第なんですよね。

公園でキャッチボールをしている人たちを見ていると、お互いが凄く上手にボールのやりとりをしているコンビがいたりします。

一方で、お父さんと小さいお子さんがするキャッチボールだったりすると、お父さんがそっと投げたボールでも、お子さんはうまく取れずにボールをポロっとこぼしたりしますよね。

見ているこっちが、「ああ、おしい!」なんてつい言っちゃったりして。

お子さんが投げたボールが、お父さんの方に向かわずに、あさっての方に飛んでいく、なんてこともありそうです。

時々、お子さんが上手にボールをキャッチしたら、お父さんが「上手い!」って声をかけていたり。

ほほえましいなあ、なんて思います。


会話をこのキャッチボールに置き換えるとしたら。
会話が心地よく進んでいくような相手がいたり、お父さんと子どものキャッチボールみたいに、ちぐはぐだったりすることがあったり、どっちもあると思うんです。

でもなんか、会話の時、キャッチボールが上手くいかないと、イライラしたりしませんか?
僕はしちゃうんですよねえ…すみません。
今でもしますが、以前はもっと頻繁にしていたかも。

この人、頭悪いなあ。
こんなこともわからないのか。
そんな考えることでもないだろ。

みたいなことを頭の中で思いながら、顔は笑顔でした(わー、ヒドイ!!)


楽しそうでいいなあ…

あ、安心してください。
周りの皆様のおかげで、今では大分考え方がかわったなあ、と自分では思っています。

それでも時々、イライラしちゃいます…すみません。
まあそれは僕の未熟さ故、人はそれぞれ価値観が違う、ということを良く忘れてしまうから、なんですけど。

そんな中、イライラを減らすために僕が選んでいる一つの戦略が、
「がっかりしないための予防線を張る」
ってことなんだろうと思います。

あ、違いますよ!
「相手を、“俺の考えが理解できない愚か者”」って捉えているってことじゃないですからね!
「価値観が異なると、同じ言葉の解釈が違ったり、表現を受け取りづらかったりすることがある」ことを心に留めて会話する、ってことですから!

この考え方のおかげで、だいぶイライラが減るようになりました。
素晴らしい。

でも、これって「どうせうまくいかないだろう」発想からの対応策なんだよなあ、とも思うんですよね。

相手の反応や理解が自分の意図通りではないことに、がっかりしたり、カッカしたり、つらくなったりする気持ちを和らげるための予防線。
もちろん、言いたいことが伝わった、ってなったら嬉しいです。
一方で、「どうせうまくいかないだろう」前提があると、どこか根っこで喜びきれていない感覚もあるなあ、と思います。
(本当か?)(本当に伝わってるのか?)みたいな、何かが残る、みたいな。

これ、たまり続けていくと結構疲れるんですよね。
しかも、習慣になってると無意識でやってたりして、溜まっていってることに気が付かなかったり。

僕の場合、これが溜まっていくと、「あー!もう今日は人と関わりたくない!!」って日がやってきます。

それはそれでガス抜きとして大事なんですが、どうせなら、人との関わりで根っこから喜びたいじゃないですか。

なので、気が付いたときに試していることが、「どうせうまくいく」から人と関わること、ものごとに取り組むことです。

あ、「どうせうまくいく」と思ってやったからうまくいくか、っていうと、そんなことないと思います。
むしろ、うまくいかないことの方が多いんじゃないかな。
特に、人との関係で、相手が自分の期待した通りに振舞う、なんてこととか。

だから、戦略的には「どうせうまくいかない」の方が「ほーらやっぱり」ってことが起こりやすい。
「どうせうまくいく」でうまくいかなかったら、がっかりするし、チクショーって思うし、あー、って落ち込みます。
でもきっと、「どうせうまくいく」で、うまくいったときの喜びって、手放しの喜びなんじゃないかなーって思うんですよ。

人生、手放しの喜びをたくさん味わいたいじゃないですか。

エンジョイ!

だから、「どうせうまくいく」でともかくうごこう、をやっていこう、と思うんです。
気づいたときに、できるだけ。

どうです、皆さんもご一緒に?

と、いうわけで、「どうせうまくいく」からともかくうごこう、という考え方を実践する場に参加してみませんか?

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