視覚障害のある奈良さんにExcelって送っていいんですか？

皆さん、こんにちは。奈良里紗＠楽しくカジュアルに、障害科学の情報発信をしている弱視難聴の研究者です。

さて、私は様々なお仕事をしているのですが、その中でExcelファイルを扱うこともよくあります。

なんと、私の拡大画面でExcelをみると、１つのセルしか視野に入らないんです。Excelではなく、ただのセルというのが私にとってのExcel。

そんなわけで、よくお仕事の中でExcelファイルをやりとりするわけですが、
例えば、振込先を記入するだけの作業のときには、

「すみません、Excelに入力するのに時間がかかるのでメール本文に振込先を記載します。もし、不足している情報などあれば教えてくださ」

といったメールを送ります。すると、ほとんどの場合これでOK.

むしろ、相手側から
「配慮が足りず申し訳ありませんでした」
とあやまられてしまうことも。

いえいえ、こちらこそ、Excelに入力しなくて申し訳ないですーと申し訳ない合戦がはじまります。笑

逆に、研究の分析をするときにはExcelは欠かせません。
このときは、私もExcelを使いますし、スプレッドシートで共有しながら作業することもあります。

なので、視覚障害のある私に対して、ExcelはNGってことはないんです。

ときと場合によって、Excelじゃないほうがいいときもありますし、Excelじゃないとだめなときもあります。

ちなみに、私はExcel統計をつかってデータ分析をしています。SPSSもいいのですが、ソフトが高いのと、意外と見づらくて操作しづらいんですよねー。

ということで、お悩み、解決できたでしょうか。

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今日は一人でがんばらないことの大切さについて書いてみます。