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私の困りごと スーパーの棚卸編。

大学で講義をしているとよく
「先生が困ることってどんなことですか?」
という質問が飛んでくる。

障害者というと何かしらいつも不便を感じながら生きているのだろうと彼らは想像するのだろう。
しかし、実際の私の生活というのは常に不便を感じているわけではない。

だから、「困難」を感じたときにはそれを言葉にして残しておこうと思っている。

さて、本日私が「困難」を感じたこと、
それはずばりスーパーの棚卸である。

障害のない方々の中にも棚卸のあとは商品の場所がかわり探しづらくなったという経験はあるのではないだろうか。

その度合いが私の場合は日常生活に支障がでるほど困る!のである。

なぜか?

私はスーパーのどこに何が陳列されているのかおおよそ記憶している。その記憶に基づいて、商品を触りながら目的のものを見つける。

例えば、豆腐売り場。この陳列箇所が棚卸によって変更になった。いつもあるべき場所にない!こうなるといつもは一人で何の不自由も感じずに買い物ができているのに途端に目的のものが探せなくなる。

ちょっと隣のエリアに陳列棚がうつっただけの場合、目の見える人であればすぐにそれを見つけることができる。しかし、パッとみて全体像を把握する視力がない私にはこれはできない。

実は今日、近所のスーパーが棚卸で閉店していた。前回は豆腐、豆乳などよく購入する商品の場所がかわり苦労した。

今回は一体、何がどこへしまうのだろう、変化に弱い障害者あるあるの困りごとであった。

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