特別支援学校の教員免許取得に必要な単位数

特別支援教育の教員免許状に必要な単位数について調べてみると、幼稚園・小学校・中学校・高校における基礎免許+
2種免許では16単位
1種免許では26単位
専修免許では50単位
となっている。

私自身は、専修免許を保有しているのだが、そこで十分な養成がなされて現場にでてすぐに指導ができるような状態かといわれると厳しいものがあった。
もちろん、私が在籍していた筑波大学は総合大学であり教員養成を目的とした大学ではない。

英国では、視覚障害教育を専門とする教員免許を取得するために120単位が必修科目となっているというのだから、その差は一体何なのか。もちろん、教員養成の考え方や免許法自体が異なるわけで一概に比較することはできない。

しかし、高度な専門性を要求される特別支援教育領域の教員養成の在り方が果たしてこのままでよいのかということについては議論の余地が残されているように感じる。

参考資料
文部科学省(2011)資料7:特別支援教育に係る教育職員免許状について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1312981.htm

文部科学省(2012)参考資料26:特別支援教育に係る教育職員免許状について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321922.htm

バーミンガム大学のホームページ
https://www.birmingham.ac.uk/postgraduate/courses/distance/edu/vision-impairments.aspx

#バーミンガム大学 #教員養成 #教員免許 #必要な単位 #特別支援教育

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