個別支援計画は誰のため?
障害者福祉サービスでも高齢者福祉サービスでもケアプランに基づいた個別支援計画を利用する事業所がつくることとなっている。
ケアプランは、障害者福祉サービスなら相談支援担当者、介護保険に基づいた高齢者福祉サービスならケアマネジャーがつくる。これは数か月ごとに見直しをして必要なら修正していく。
利用者と話し合い納得のいったケアプランは、利用している事業所に送られ、そこでケアプランに基づいた個別支援計画がつくられる仕組み。これも数か月ごとに見直される。
そんな個別支援計画、デイサービスナイト利用の部屋を利用して1年ぐらいたって突然父親のいる施設からサインをしてくれとそれまでの分とあわせて数枚送られてきた。
ははぁ、監査対策だな。
個別支援計画は監査の対象になるからあわてて準備したんだなと思った。
しかもその後、私が知ったのだけど退職予定の職員が作成。しかも全部手書き。いまの時代にご苦労なこった。
父親不在の計画に娘である私がサインして送り返した。認知症ってどこもこんなもんなのか。。
そして先日。
最近、朝起きるのが遅くなっている父親。デイの職員が起こしにいってもなかなか起きない、着替えない。不満を訴えられた。
「なぜ起きないのか。どうしたいのか、どうされたくないのか父親と話されてますか?」と私が聞いたら翌日職員が父親に聞いたと電話があった。
「手の甲に虫がいて服が着替えられないと言ってました」
「はぁ??そんなこと聞いて何のこと言ってるか分かります?」
「わかりません」
わからないのだったらそれは聞けてないということ。
聞き方をかえてください・・・。
私には「起きてもすることがないから。(待たされてるだけだから)」と言ったんだよ・・・。
個別支援計画には父親の目標として、「職員に気持ちを伝える」、とあった。支援計画通りに支援してください。
見てますか?と言ったら勉強不足で・・・と。
話にならない。