イメージは身体を変える
全ては情報に対する反応
一般的に情報というと、ニュースや新聞などをイメージします。これは物事を言語化された情報です。新聞を読んでいる時、視覚から文字を理解し、言語中枢などで意味を理解します。それとは逆に私の場合は非言語情報の読み取りが重要になります。この非言語情報とは、例えばダウナーさんと同じ空間にいた場合、自分の気分もやや落ち込んでしまうというような同調のようなものです。これは言語化情報とはやや異なる情報ルートです。全ての非言語情報は視床に集まり、感覚として捉えられます。その非言語情報は言語化設定されていないので感覚情報としかいえません。例えば、何となくこの道は嫌だとか、この場所は頭痛がするという事が発生します。これはその場にある何らかの非言語情報かつ観測不可情報と同調し、その非言語情報が私たちの概念では理解できない変化を体内で誘発しているといえます。ウィルスは肉眼では観測不可能でも機器を使ってみれば存在を可視化できる観測可能情報です。もっと小さな存在は現時点では観測不可情報です。
情報には次元がある
可視化され理解可能で言語化可能な情報は三次元情報と私は定義づけしております。四次元以降の情報は肉眼では観測不可能情報であり、非言語化情報で、感覚情報といえます。またもっと上の次元になると情報の範囲は身体を超越し別の空間のような領域を作り出します。これは意識空間(世界)です。意識空間は物理的に言えば脳の中の細胞に存在します。意識空間の情報は非言語での伝達が可能で、細胞同士の電気的な共鳴のような同調のような言葉で言い表せない変化を作り出すことが可能です。また意識世界は時間や空間をも超越しますので、1582年6月2日の本能寺の変を知ってればそこに行く事もできます。『そんなものは想像の世界で何の信憑性もない!』と思われる方もいるかも知れません。しかしそれはあなたの想像の世界ではあり得ない事かもしれませんが、他の誰かの世界線では可能です。想像の世界で何の信憑性もなくても自分自身が理解できればそれで意識世界は成立します。大切なのは知っていること。知っていることでグリッドのどこへでも意識は移動できるのです。
身体への観測可能情報へダウンロード
無限な意識空間での変化を物理空間に起こすにはタイムラグが生じる。クライアントへのセッションやセラピーにおいては最終的に三次元の物理情報へ変換して伝える必要があります。三次元の物理的な身体は有限です。歩けば疲れるし、過ぎれば眠くなり休息が必要になる。無限世界から有限世界へドアをあけて進むには共通する何かを頼りにするしかありません。共通するドアの鍵は気づきです。私たちは意識世界で起こした調和や同調の効果にクライアントが身体感覚で気付ける仕組みをデザインすべきです。
これこそが講座でお伝えする重要なテクニックでもあります。意識世界への理解があるセラピストほどクライアンへの気付きの誘導は大変重要だといえます。この辺は講座でしっかり手ほどきいたします。