奈良の街中の夕日
奈良は四方を山に囲まれていて、ほんとにどっちを向いても山(^^)ばかりです。
子供の頃他府県に出かけて、どこまでも続く平原や、ビル群に囲まれているのを見た時「こんなに山がない場所があるのか…」とびっくりした覚えがあります。
奈良と大阪の県境にある生駒山は、すばらしい夕日スポットでもあります。
奈良市内にある三条通は、高低差が大きく、興福寺のあるあたりはとても高い場所。そのあたりから見下ろすと素晴らしい景色が見えます。
東大寺の二月堂から見える夕日も素晴らしいのですが、私はこの町中から見える夕日を推したい。
興福寺から見える夕日は最高です!
人々の住む場所に歴史が残り、古代人も見たであろう景色が残る。
国宝や秘仏といったすごいものだけでなく、地に足をつけたすごさが奈良にはあると思います。
すごい夕日スポットにもなる興福寺あたりは、「高い場所」なのです。
この地形を利用して興福寺は作られた…と言っていいと思います。
平城京を造る時点で、興福寺は今の場所が建設予定地として確保されていたのではないか。
この地形を確認して藤原氏の氏寺を建てたのは藤原不比等です。
いったい彼はどんな人物だったのでしょうか?
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