駆けろ黒駒! 飛べ!調子丸!!
聖徳太子さまは色々伝説がモリモリで
その中に愛馬黒駒伝説というのがあります。
当時馬は貴重品
さらにいうと、自家用車のようなもの。
聖徳太子さまは皇子なので、いわば皇族専用ロールスロイスといったところでしょうか。
で、今の皇室の方は自分で運転しませんよね。
(プライベートは別として)
私達は後部座席に座っている皇族の方々をよく目にします。
運転手がいるのです。
調子丸はまさに運転手件メンテナンス係
黒駒の手綱を引いていたといいます。
太子様は黒駒に乗って富士山までひとっ飛びした伝説もあるので、
調子丸も富士山登頂していた!?
ということになります。
これはあくまで後世にできた伝説ですが、調子丸は実在の人物と言われています。
調という場所に住む
使い(お使い→やがて子となる)
麿(古代の人名によく使われる。やがて丸となる)
調子丸というのは本名ではなかったでしょうが、彼の出自を含んで名前になりました。
聖徳太子さまの奥深さは彼の周辺の人日にまで、伝説を与えたのです。
奈良でガイドをしています。これからもっとあちこち回っておもしろいガイドを提供します。ご支援どうぞお願いいたします。