踊るしかない! 二月堂の盆踊り
ニ月堂の盆踊り行ってきました。
もうね、めちゃ楽しかったです。
開催が4年ぶりだったみたいです。
コロナのおかげで長いこと休止を余儀なくされていました。
午後6時くらいからはじまって、9時くらいまで。
9時くらいにヤレヤレ、終わったなーと思ってたら、まさかのアンコールもかかってもう一曲。
ずっと踊っていました。
二月堂の盆踊り、何が楽しいって踊りだけじゃなく屋台なんかも出してくれるんです。
おそうめんとかき氷とか、みたらし団子とかバター餅とかね。
観音講という、ともに観音さまを信心する皆さんが作るグループがあって、そちらの方々が骨を折ってくれたみたいです。
ニ月堂の舞台の上がったちょっと奥の方に庫裏があるんですよ。
二月堂キッチン。
その庫裏でおそうめんとか茹で持ってきてくださる。
鍋いっぱいのそうめんを、階段下って持ってくるのは大変ですよ。
しかも一杯100円。安すぎる。
食べ物はまず観音さまにお供えして、そのお下がりなんだそうです。
盆踊り自体は、3時間もありました。
それにしてもひたすら踊っていた。
3時間も踊ってたら、もう汗だくで超絶消耗するんですよ。楽しいからそんな気にはならないんですけれども。
その合間合間でちょっとおそうめん食べたり、お餅食べさせてもらったりして、もうねもう最高でした。来年も絶対行く。
踊りは河内音頭や江州音頭でした。
関東の方に動画をお見せしたら、ものすごくテンポが早いっておっしゃってました。あれはなかなか踊るのが難しいって。
でもなんとかなります。
私も振り付け全然知らなかったんですけど、やってるうちに完成してくる感じ。
必ず上手い人がいるんですよ。その上手い人を見つけたら、その人がずっと視界に入るポジションを取ってひたすら真似しまくる。そうしてたらいつの間にかできるようになってます(^o^)
この二月堂の盆踊り、長い歴史があるのですが、昭和の頃一時廃れたそうです。
コロナみたいな疫病ではなく、プロレス中継が始まって、誰も来なくなってしまった。
それでしばらく無くなってしまったのですが、そこで「やりますよ」「手伝いますよ」ということを、申し出てくれた歌い手さんがいて、復活することができたそうです。
今でも二月堂盆踊りは、生歌・生演奏で盛り上げてくださる方が来てくださってます。
長くやってても、あっという間に廃れるときは廃れる。
行事というものも、勝手に続いているのではなくて「残そう」「やろう」という人の意志が続けさせてくれるのですね。
来年は、奈良好きの人を集めて、おそろいの浴衣とか。
浴衣が無理でもうちわとか手ぬぐいとか。
持って行きたいですね。
平城宮跡の史料館に「木簡てぬぐい」なるものが売られているので、それみんなで買うとかいいかもしれない。
ニ月堂の盆踊り、毎年9月17日です。ぜひ行ってみてくださいね。すごい楽しいですよ。