[エッセイ18]イノベーション考
ども、ならなすおです。
今日は短めにさらっといきます。
以前「グリーンフィールド」というエッセイの中で、
グリーンフィールドから、日本に、世界に羽ばたく企業を一社でも輩出していきたい。
「ピカピカじゃないけど成功しましたが、何か?」
っていうモデルを作りたいです。
と書きました。
その一つの可能性となりそうな事例が、今、内閣府の「日本オープンイノベーション大賞」にノミネートされています。
弊社「合同会社それがし」が、エントリーとプレゼン準備を応援させていただいた、「ハイパーネットワーク社会研究所」「大分東高校」などが行っている、
『県立高校発!地域を巻き込むオープンイノベーション
いちご「ベリーツ」品質・等級判定AI プロジェクト』
です。
このプロジェクトの経緯は、
・高校生が授業でAIを学んだ
↓
・いちご農家の困り事を聞いた
↓
・AIで解決できないか試してみた
↓
・大人(ハイパー研)の応援を借りた
↓
・専門学校も手伝ってくれた
↓
・企業も手伝ってくれた
↓
・解決策を製品化できそう
という感じです。
先端的な技術は、使ってないです。
でも、「地域を巻き込んだオープンイノベーション」のモデルとして表彰されます。
このモデルのキモは、
①身の回りの困り事を感知する「アンテナ」
②解決策を検討するグループ
③製品化を担う企業
が、重層的に存在していることだと思います。
「こんな困り事があります。」と若者が言いました。
地域の皆で、「こうやったら解決できるんじゃね?」と考えました。
地域内の企業がそれを製品化しました。
高校も、専門学校も、企業も、
それぞれの組織内で閉じていたら、何も生まれなかった。
でも、いろんなプレイヤーがひょんなことから繋がると、「イノベーション」を起こし得る。
面白いです。
こういうのに、どんどん関わっていきたい。
ま、これも前書いたんですが、「連携」って難しいんですけどね。
このプロジェクトは、2025年2月5日(水)の16時から内閣府がオンライン開催するセレモニーでプレゼンが行われます。
お時間のある方は、是非下記から事前登録の上、ご視聴、高評価をお願いします。
(弊社でプレゼン準備を応援させていただきました。)
ご覧いただき、ありがとうございました。