青丹もいいが、碧も良し。
あをによし
奈良の都に咲く花の
にほうがごとく 今盛りなり
「奈良の都は、花が咲き乱れてよい香りでいっぱいになる頃の様に、今真っ盛りである。」
「奈良」の枕詞になる「あをによし」の字は、「青丹」と書いて、こんな色。
日本の伝統色です。
余談ですが私の部屋のカーテンは、ほぼこの色です。
つい先日、奈良の下北山村に行きました。
ほぼ山に囲まれたこの地域で拝めるのが「前鬼(ぜんき)ブルー」と呼ばれる綺麗な色の川。
タイトル画像の場所も綺麗ですが、もっと綺麗な前鬼ブルーが拝めるスポットが下北山村にはたくさんあります。
(知る人ぞ知る日本屈指の絶景とwebでも紹介されているので興味あればググってね)
そんな川を見てたら「青」じゃなくて「碧」という漢字の方がしっくりくるなと思いました。
「碧」という字は、青緑色を表すんだそう。
青く美しい玉って意味もあるんだとか。
本当にその通り、宝石のようにとっても美しいんです。
奈良で良い色を見つけました〜。
青丹もいいけど、碧もいいね。
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