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「2025年問題」とは?

こんにちは。社会保険労務士の町田です。

最近「2025年問題」という言葉がマスメディア等で取り上げています。
# 昨年は昨年で働き方改革に伴う「2024年問題」が取り上げられており、「またか?」という思いもなきにしもあらず、ですが。

本日は、「2025年問題」について取り上げたいと思います。


1.「2025年問題」とは何か

生成AIに「2025年問題について教えてください。」と質問してみました。

2025年問題は、日本社会が直面する重大な課題を指します。この問題の主な特徴は以下の通りです:

1. 超高齢化社会の到来: 2025年には、団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となり、国民の約4人に1人が後期高齢者となります[1][2]。

2. 労働力不足: 生産年齢人口の減少により、多くの企業が深刻な人手不足に陥ることが予想されます[2][4]。

3. 社会保障費の増大: 高齢者人口の増加に伴い、年金、医療保険、介護保険などの社会保障費が大幅に増加します[1]。

4. 医療・介護体制の維持困難: 高齢者の増加により医療・介護サービスの需要が高まる一方、人材確保が困難になります[1][3]。

## 企業への影響と対策

2025年問題は企業にも大きな影響を与えます。主な対策として以下が挙げられます:

1. 多様な人材の活用: 高齢者、女性、障がい者、外国人など、多様な人材の積極的な雇用を推進する[1]。

2. 柔軟な働き方の導入: リモートワークや時短勤務など、多様な働き方を可能にする環境を整備する[1]。

3. 労働環境の改善: 給与・待遇の改善、健康経営の実施、キャリアサポート制度の充実により、従業員の離職を防ぐ[1]。

4. IT活用による業務効率化: 業務の自動化や効率化を進め、少ない人数で業務を遂行できる環境を整える[1]。

(中略)

2025年問題は、日本社会全体に大きな影響を与える課題であり、企業や個人レベルでの対策が急務となっています。

Citations:
[1] https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-n/2025-problem.html
[2] https://biz.moneyforward.com/payroll/basic/66312/
[3] https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/437/
[4] https://www.fmclub.jp/blog/jyosei/13
[5] https://www.freee.co.jp/kb/kb-trend/what-is-the-2025-problem/
[6] https://data.wingarc.com/japan-many-issues-61073
[7] https://www.wiseman.co.jp/column/melutasu/29811/

perplexity.ai

要は、
団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となり、国民の約4人に1人が後期高齢者となる
という事実と、それによる影響、ということになります。
その影響は大きく分けますと、
1.労働力不足
2.社会保障への影響
という2点になるかと考えます。

2.補足

「労働力不足」というのは、生産活動を行っていく上で必要な労働力の「需要」に対して「供給」が少ない、という意味ですので、対策としては労働力の「(1) 需要を減らす」か「(2) 供給を増やす」の2点、及びその組み合わせになります。それができなければ、生産活動を縮小(営業時間短縮、営業日数減少など)せざるを得ません。
ここで「(1) 需要を減らす」のが業務効率化であり、「(2) 供給を増やす」が様々な方法での多様な働き方・多様な人材を活用する方向です。
どちらが効果的か、は、業種や規模等によって異なりますので、どのような方法で「労働力不足」が緩和できるか、検討して実施する必要があると考えます。

本日は以上です。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。


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