投資を始めるならまずこれを読め(無料冊子)
投資を始めてみたいが、いざ何を学べばいいのか・・・実に悩ましく、雲をつかむような話です。そもそも、日本の社会人のほぼすべては学校で投資なんて習っていないでしょう。本邦でもようやく、2022年から高校家庭科で投資等の金融教育が開始されてはいますが・・・
じゃあまず何を見て投資のことを勉強すればいいのか。私なら下記の書籍を推します。最初の1冊は最低限、情報の確度や品質をしっかり確保されているような資料を選ぶ必要があります。少なくともこちらの冊子はしっかりとそれらが確保されていると感じます。発行元は日本証券業協会。発行元の協会は銀行や証券会社が会員を務める組織なので、まるででたらめが書いている、という事はありません。
こちらの書籍タイトルは「サクサクわかる!資産運用と証券投資スタートブック(2023年版)」。下記のリンクからPDF版を無料でダウンロードして読むことが出来ます。PDF版はもちろん、Amazon KindleやAppleBooks、GooglePlayブックスなど主たる電子書店でも無料配布されており、場所を選ばず読むことが出来るのも魅力です。〇年版と書かれているように年々アップデートされているのも良しですね。
日本証券業協会は金融商品の売り手である銀行や証券会社が会員の中心を占める協会です。なので、ついつい身構えがちですが書いてあることはごくまっとうで当たり障りのないことが書いてあります。ゼロから資産運用を始めたい人が読む最初の一冊としては良いのではないかという感じです。
ただ、書いてある内容はあくまでも手堅く、基本的な内容・・・という具合です。なので、資産運用の基礎を学び将来に備えて長期的な資産形成を考えたいという気長な人に向く内容ではないかと思います。
手軽に株でぼろ儲けしたいという業突張りな人にはじれったい内容に感じるかもしれません(笑)
こちらの冊子ですが、無料といっても侮るなかれ。ページ数は100ページ近くあるので情報量は豊富です。4部構成になっており、基礎の基礎から実際の取引に使える応用まで学べます。
この冊子を何度か読み込んで投資の基本的なリテラシーを手に入れたうえで資産運用をはじめたら、少なくとも馬鹿馬鹿しい投機や胡散臭い投資詐欺に手を出して資産の大半を失うような事態は避けられるんじゃないかとは思います。
このページはちょっと好感が持てましたね。そもそも投資をするお金は余裕資金で行うこと!当然の話ではありますが、投資で一儲けしようと有り金の大半をつぎ込んで多くを失い身を持ち崩す人は昔から後を絶たないわけですからね・・・
簡単ではありますが、投資を始める際に迷ったらまずコレを読め!という私のおススメの一冊でした。なんの勉強もなしに投資を始めるのはあまりにも危険です。最低限の知識は身に着けてから挑むのが良しというもの。まあそんなところです。
※本記事は特定の金融商品もしくは資産形成方法を推奨・勧誘する目的のものではございません。
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