居酒屋需要は戻るのか
緊急事態宣言が開けて、順調に飲み会をこなしている。ただ、一般的には、職場の仲間との「飲みニケーション」への支持は低くなって、不要が6割になっているそうだ(11月25日日経)。
そもそも残業代の出ない仕事の延長戦など行きたくないということだろう。「飲みニケーション」などなくても、さらには物理的に会わなくても、職場のコミュニケーションに問題はないとコロナによって実証されたのかもしれない。「仕事の帰りに軽く一杯」の慣行がなくなってくると、特色のない居酒屋に対する需要はコロナ前には戻らないのではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉