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初めてのイベントを前にして思うこと
こんばんは。
贈りたいアクセサリー の napuniwa です。
今日は、いよいよ明日・明後日に迫った
サッポロモノヴィレッジ2024秋
の直前のお話をしようと思います。
自分の備忘録も兼ねてるかも。
実際にイベントに来られる方は、
「初めてイベント出店する作家ってどんなこと考えてるのかな」、とか、
これから初めてイベントに出ることを考えている作家さんには、いつかの何かのお役に立てたら幸いです。
それは突然やってきた
napuniwaにそのお声かけが来たのは7月の終わりの昼下がりでした。
以前の職場の同僚さんから、
「ブース半分いかがですか?」との突然のお声かけ。
締め切りがあるのでお盆前にお返事が・・とのことで、考える期間は実質10日くらい。
実はこの日の朝、違う友人(と呼んじゃいたい!)作家さんが、「minneのハンドメイドマルシェに当選したよ!」という投稿を挙げておられました。
私、コメントしたんです。
「私もそんなふうに「この日までに」っていうのをやってみたい」って。
びっくりですよ。
朝にそんなコメントをしていたら、まさか午後に自分がイベントに誘っていただけるなんて思ってもみなかった。
迷いながら考えてることは・・・
そんなびっくり仰天な一日を過ごしたのち、このリールをあげた友人作家さんから、
「イベントのお話してみない?」
「イベント出店をよくしている作家さんもいるよ」
と天使のお声かけが😇
で、そこにいってみたらね。
様々なアドバイスなどをいただきまして。
そのひとつひとつが、実体験に基づいたアドバイスで、ほんっとうにお金払った方がいいんじゃないかって今でも思うぐらい、それぐらいありがたい時間でした。
こうなるとさ。
「出店どうする?」って迷っているはずなのに頭の中は既に「ディスプレイ」のことでいっぱい🤭
結局自分のこころの中で答えは出ている
napuniwaは、イベント出店にひとりで出る勇気はありませんでした。
この、ハンドメイド作家飽和時代とも言われている今、イベントも回を重ねて出展者さんもレベルアップしている。
そんな中に、一人で出る?そんな勇気ある?
そもそも何点作ればいいの?
ブースって埋められる?
ディスプレイは?
考えただけで頭パンクです🤯
せめて誰か作家さんのお手伝いとして参加したい。
それぐらいにずっと思っていました。
つまりこれ。
誰かと一緒だったら出てみたい。
販売を始めた時から、ずっと思ってたんです。
誰かと一緒なら出てみたいなって。怖いけど。
そのチャンスが今、目の前に転がっていて、こんなにアドバイスをくれる作家さんとも仲良くなれて、私、今すごく恵まれている。
それでも怖い。初めては怖い。
でもね。
怖いという感情を取っ払って残るのは、「出てみたら楽しいんだろうな!」というそれだけ。
もう心は決まってる。
私、出たいんだ。
初めての出店、まずやったこと
あくまでも「私の場合は」になります…
出す作品を何種類、何点作るのか考えました。
でもすごくざくっと。
なぜなら考えてても想像が全くできなかったから。
なので、当日のテーブルの長さをメジャーで伸ばして、アクセサリー台紙を並べてみました。
何個並ぶ?
場所がないなら別に全部広げる必要もないのです。
150㎝のテーブルに出すなら、75㎝でもいい。
与えられた奥行きに対して、台紙は何個置ける?
あとはそれを倍にしたら150㎝でどのくらい置けるのかざっとした数が出る。
そこからまた何種類、どのくらい?を改めて考えました。
そして・・・とにかく作る
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9月の私は、とにかく作ってました。
ちょうどInstagramの発信が自分の中で出来なくなっていた頃でもあり、ひたすら作ってました。
でも、作っていたのは「発信が出来なくなったから」これだけが理由ではありません。
初めてのイベント出店には大きな課題がこのあと待ち受けています。
初出店だからこそ抱える難題
それなりに作ってきた頃、ディスプレイをまじまじと考えるようになりました。
きっかけは、レンタル品。
私の出るイベントでは、レンタル品の中にテーブルに敷く布もレンタルできます。白い布。
借りたらすごく楽。
でも借りるのか?
私はどんな世界観を作り上げたいんだ?
それは白なのか?
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・・・きっと白じゃない。
結果、布のレンタルはやめました。
で、布を買ってみました。
そして実際に使うか分からないけれど、什器の色も決めようと思い、試しにひと塗りしてみました。
アクセサリーを置く台も、もうネットの画面で見ていてもしょうがないと思い、ここで一つ買ってみました。
DIYも大好きなnapuniwa、「色塗り楽しい!」とはまります笑
イベントに1回でも出ている人と、一度も出ていない人の違いってなんだんと思いますか?
経験値とかそういうこととは違います。
物理的に。
ディスプレイになる什器を持っているか、持っていないか。
そのお試しをしたことがあるか、ないか。
このアドバンテージの有無。
1回でも出たことがある作家さんは持っているんです。
なんとなくでも、なにかしら。
すっごい回数をこなしている人は持っているんです。
手元にすぐ使える什器を。
初出店となると、何もない。
まずは失敗でもそろえるところから始めないといけない。
私はこれに10月中旬以降を使いました。
色を塗る。
室内リハーサル場所を作る。
並べてみる。
POPを作ってみる。
足りない什器を買ってみる。
色味が固まってくる。
やっていくうちに世界観がどんどん出来上がっていく。
そのうちに長さを気にしてトレーなんかを買う時が来る。
5㎝大きい・・却下🤯
そんなことが起こります笑
”( ˙꒳˙ )”
ぬーんとなることもありましたが、
でもそれって「ディスプレイの準備が進んでる!」ということなので、そう発想を変えるとどんどん楽しくなります。
初めては結局初めてだから
ということでディスプレイは、11月の1週目くらいに完成しました。
っていうと完成するの早いけど、結局初めては初めてなんですよ。
ペースも何もかもつかめない。
頭の中こねくり回しても、何度も出店している先輩作家さんには適わないし、いきなりなんでも出来ない・・これはもうね、仕方ない。
それでも、私にディスプレイのアドバイスをくれた友人作家さんに報告の写真を見せたらお褒めのお言葉をいただけて。私はもうそれだけで本当にうれしかったです。
「ビギナーズラックが欲しい」
最近私がよくつぶやいていた言葉ですが、イベント出店にそんなものは存在しません。
コンサートに行く方は暗黙知であると思います
FCに入るとあるビギナーズラック。「いい席が当たる」というまことしやかなアレ。
「ディスプレイにビギナーズラックはないのか?!」
まぁ、ないよね。ありません。
それもそうですよ。
だってイベント出店って、コンサートでいうに主催者側の人ですもの。
あくまでもお客様に楽しんでいただくためのもの。
出店者側にビギナーズラックがあるわけがない笑
怖くてやめるならやってみた方がいい
という言葉はよくあるもので。
怖いということは「こころのブロック」が発動されている時。
それを「えいや!」と取り除いてあげると、あとは進むしかなくなります。
「お金のブロック」とか「幸せのブロック」とかいろいろブロックはありますよね。
napuniwaが今回「えいや!」とした瞬間は、
お声かけくださった作家さんに「出てみたいです」という時。
イベント出店という大きな「挑戦」。
勇気が出ないときは心のブロック発動中なんだと思います。
イベントを前日に控えて、今思っていること。
いや、イベントに出ると決めた時から思っていること。
楽しむ
それだけ。
楽しむしかないと思うんです。
どれだけ準備に悩んだって、あっという間に月日は流れて気付けばもう明日は当日。
その当日2日間ってすごく一瞬のように過ぎていくと思うのです。
その瞬間を、ただ、楽しむ。
見に来てくださる方との一期一会、コミュニケーションを楽しむ。
楽しい2日間になったらいいなぁって今、心の底から思ってます。
あー、ここまで準備楽しかった!!!!!