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つみのいしき
ささやかなこころの動きのあいまいさを愛する人間が、
日常の体験をあえてことばにすることを試みます。
罪悪感ということばはよく耳にするし、自分も使うけど、実際のところその中身を、しっかりとつかんで手触りをはっきり自覚できていなかったと思う。
ちょっとした嘘をついたり、誰かにチクチクしたことを言ったりしても、それにはそれなりの理由があるから仕方なかったと、自分の味方をしがちだし、正当な理由なく誰かを傷つけたときは、何やってんだ自分!と腹立たしくなるけど、罪悪感ということばはしっくりこなかった。
最近、これが罪悪感かもしれない、と思った体験がある。親の色々にイライラしてトゲトゲした態度を取り(思春期か!)、それに対して親は何の不満も言わなかったとき(もう高齢だから…)。なんとも後味の悪い気持ちになった。
理不尽に自分の怒りをぶつけ、相手がそれに反撃してこなかったときの、しまった…という苦しい気持ち。
わたしのなかで、罪悪感と命名。
たまに会う親にもっと穏やかにやさしくせえ!
と単純に思う!