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バリ式子育てからから学んだこと

私も、日本に居たころは仕事と家事を両立させていました。キャラ弁作り(実際にはほとんど作っていませんでしたが)、学校の役員、家事と、まるでバリの今とは反対の忙しい日々を送っていました。ほぼ毎日をこなすのが精いっぱいで、精神的な余裕もなく、何をしていたのかも思い出せません。

インドネシアの家族を見ていると、家族全員が家事の役割を担い、子供もできることを当たり前にきちんと手伝います。そうして育った子供たちは、妻を助ける夫になり、なんでもできる人間になり、果てにはコミュニティを支える大人に成長します。

社会に出ても自然にそうした役割を果たすので、仕事をしていても生産的で、周りに愛されるキャラになり、幸福度があがります。

うちのインドネシア人の旦那は、私以上に家事をこなします。それぞれ仕事を持っているので、お互い思いやりを持ってできることを分担します。
そう、思いやり!お母さんたちも本当に大変なんです。
「お母さんが大変だな」と家族のメンバーが自然に助け合う小さな社会が家庭。すべては家庭から始まります。

お母さんたちも、自分がやってしまう方が早いからつい手を出しがちですが、それをぐっと抑えて、たまにはやってもらうことも大切です。みんなで家という小さな共同体を支え合うのです。

日本では、まだまだ奥さんがご飯を作り、家事をする割合が多いと感じます。本当に大変です!バリでは「子供は村中で育てるもの」と言われ、みんなで子育てをしていますが、日本の特に都会では頼る人がいないことが多く、お母さんの負担が増え、笑顔が減ってしまいます。それは子供にとって、もちろん旦那さんにも良くないのです。お母さんの笑顔が、家族を照らすから。

もしあなたの子供が男の子だったら、ぜひ家のお手伝いをさせるべきです。男の子が年を取って、家庭円満で嫁に万が一のことがあった時でも、自分で一通りできるかっこいい人間に育てましょう。

全てのファミリーが幸せでありますように💛



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