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ネパール旅行中に印象に残った本
今回のツアーは、ネットが通じないティーハウスや空港待合室でダウンロードした電子書籍を読んでいました。普段なかなか本読む時間が取れないなかで絶好の機会でした。そのなかで印象に残った本2冊をnoteしたいと思います。
2冊に共通すること。
旅と同じだなと思った。この2冊ともありきたりの成功譚ではなく、そんないい大人が悩んだり、陥ることなどないんじゃないの言われそうですが、こういう経験こそ得難いものがあると思います。
世間の常識、価値観とずれていても自分を偽らずにいることが本人自身が幸せになる唯一の道だと信じます。
自分もそうですが、賢そうにまたは自分はエライなんて思い込みがちですが、実際は愚かでどうしょうもない現実に振り回され、のたうち回ってなんとか生きているということを改めて感じました。
もう別れてもいいですか。
まずおそらく物語の舞台が兵庫県豊岡市近辺じゃないかと思う。若い頃一度行ったことがありますが、懐かしく思い出されました。今ネットで調べたら著者が豊岡出身だそうで納得しました。勇気を奮って名古屋や姫路に行くのも「旅行」だと思う。名古屋のカフェで娘婿に声をあげたのもよかった。ストーリは熟年離婚ですが、世間との接し方、仕事選びや家庭環境の問題も同じと思う。大概は正面から向き合うことなく愚痴こぼしてお茶を濁すか、お金の問題とか言って逸らすか、気づかないようにしてると思う。
『破婚』作詞家、及川眠子とトルコ人男性との13年間
よくも赤裸々にこんな話を書けたと感嘆する。自分だったら美化したり、胡麻化して向き合うことできなかった。もう一人の冷静な「私」がいて客観的に叙述したんだと思う。良き友達、アドバイザーに恵まれた。じゃなければ著者は、死んでいたと想像する。したがってこの本は世にでなかった。及川眠子さん知らなかったが尊敬します。いいオトナです。
旅行しながらこういう本を読めるのも贅沢な時間、ツアーの醍醐味です。
(*´σー`)エヘヘ