懐刀

これまでトップチームに帯同しボールボーイからランナーコーチ、チームを支える立場の役割をしっかりとこなしていた。
そんな彼も最高学年という立場。

チーム全体を見てランナーコーチとして監督の意図をしっかりとランナーへ伝え、チームを鼓舞し、控えであっても高い集中力で挑んでいた。

代打でも任せられたのは犠打。しかし、しっかりとチームが勝ち切るべくその役割を果たす。

試合に出ることを重要とみるポニーリーグにあっても大所帯チームでは出る機会を得ることも大変であるし、そこで結果を出すというのは更に大変であることは想像に難くない。

試合はコールドとなる展開ではあったが、そんな中での打席。
観ているこちらにも緊張が伝わる。

仕事をこなし、ベンチへ戻る彼に待っていたのは監督のグータッチ。

チームにとって、監督にとっての懐刀はこれからの活躍どころが更に高みに行くべき役割をになっていくのかも知れない。




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