YOASOBIテレビ出演を見て(乃木坂新曲の絶望)

「マツコ会議」で、MVの動画師が特集され、日曜日の「関ジャム」で、YOASOBIが出演してた。

「夜に駆ける」は、最初First Takeで見たんだけど、その時は、あまり響かなくて、それ以降あまり聞くこともなかった。
でも、Spotifyで常に上位ランキングに居続ける状態はすごいなと思った。CDもリリースしてなくて、サブスクリプションだけでしか聞けないのに。
MVを見たら、結構良くて、MV込みの世界観なんじゃないかなと思っている。

色んな人がMVでカバーしてて、一気に駆け上がった感じがある。
でも、なんかあんまり儲かってない感じが気になった。
サブスクリプションは、かかる回数によって課金されるみたいなんだけど、あれだけランキング上位にいつづけても、ポルシェが買えるようにならないんだなと思うと、ちょっと悲しい感じがした。
もしかしたら、これからガッパガッパ入金されるのかもしれないけれど。

対象的なのが、乃木坂46の新曲「Route246」。小室哲哉作曲だ。
乃木坂のCDは、楽曲の善し悪しとは関係ない要素で売れていくので、セールス=良い楽曲とは限らない。(まぁすごい売れてるみたいだけど)
別にそれは否定しないし、新しいCDセールスの方法だと思っている。

秋元康は、売れるCDだからこそ、良い楽曲を作ろうと思っているのだと思う。まったく反対の発想だけれど、そういう意志は感じていたし、良い楽曲が多いとも思っている。決してアイドルソングだからとあなどれない。

しかし、「Route246」には絶望した。
まったく、響いてこない。
小室哲哉全盛期のテイストのまま、何も新しいものがない。
過去のフレーズをコピペしてつなぎ合わせて作ったんじゃないかと思うくらいひどい。

小室哲哉はもう終わっているのだ。

しかし、CDは売れている。
当然、小室哲哉には、多額の印税が入ってくる。

さすがに、ちょっとおかしいだろと思わざるを得ない。

良い楽曲を作っている若き才能に、もっとお金が回るべきだ。
大人たちは、そういう仕組を作っていく必要があると思う。

じゃないとさ、音楽業界から良い才能が離れていくよ。
他業種に行っちゃうよ。

今の子達は、そんなにそこに期待は無いのかもしれない。
だけど、夢は見てほしいと思う。

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