カエルノウタはエンディングにこそ意味があった
映画「ラスト・レター」を見た。
岩井俊二監督作品として、期待の映画だっただけに、こっちも身構えて見た気がする。
でも、大きく心動かされ、キュッと胸を掴まれる映画だった。
主演の一人である、森七菜が主題歌「カエルノウタ」を歌っていて、歌番組にも出ていたみたいだし、Spotifyで聞いた感じでは、なんとも思わなかった。
だけど、映画のエンディングで歌われる「カエルノウタ」は、グッと来るなにかがあった。
決して上手に歌っているわけではない。
けれど、この映画を見たあとに流れる「カエルノウタ」は、心地良い響きがあり、何かを訴えているようでもあった。
広瀬すず、森七菜、二人共二役を演っていて、映像の大部分に出ているのだけれど、二人の二種類の可愛さは、とても透明感があり、尊いものに感じた。
予想通り、いい映画だった。
二回目あるかも。
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