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真っ当に育ててもらった人こそ「毒親」を知ってほしい理由

こんにちは!
藤本なおよです。

臨床心理士の薄井孝子先生と「人生の9割は親子関係で左右する?!」コラボライブをさせていただきました!
アーカイブ配信もありますので、是非ご覧ください。

通信バグのため、6分後以降から薄井先生とのコラボライブになります!)

今回は「真っ当に育ててもらった人こそ「毒親」を知ってほしい理由」についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事でも書いたのですが、実は自分の親が「毒親」の可能性は95%の確率だそうです。逆に残り5%の方達は「毒親について専門的に学んでいる人、または専門家」の方のみだそうで、多かれ少なかれ「親」の影響を受けてわたし達は育っています。

今回は、なぜ「真っ当に育ててもらった人こそ「毒親」を知ってほしい理由」を綴ろうと思ったのか、毒親はなぜ出来てしまうのか、今わたし達が出来ることは何かをお伝えしていきたいと思います。

女性の幸せを研究するマガジンでは人生を自分らしく生きるためのヒントを綴っています。今回は1章のみを無料公開していきますので、是非ご覧くださいね!


1,幼少期は親が大きく影響する理由

真っ当に育ててもらった人こそ「毒親」を知ってほしい理由は、「わたしは虐待など受けていません。グレずに真っ当に育ちました。」という人も大きく自分の人生に親子関係が関わっているからです。

というのも親という存在は子供にとって最初の「他者」なのです。親との環境で受けた影響は、人格を形成する時期を過ぎて大人になってからもずっと潜在意識として残り続けます。

わたし達は赤ちゃんとしてオギャーと生まれてからは、母親の母乳やミルクを飲むこと、排泄をすること以外はほとんど自分で何もできない状態で生まれてきます。

多くの場合は成人するまで身の回りの世話や経済的に世話をしてもらったり、親というのは生活をささえてくれている存在なのです。

だからこそ、親に世話をしてもらっている限り力関係においては圧倒的に親の方が上になり、親に愛されないことは、子供にとっては死活問題となってしまうのです。

そのため、小さい頃は自我を前面に出していた子供も、知恵がついて育つにしたがって「親に愛されるために、親の顔色をうかがうようになっていく」のです。

また、幼少期に親から受けた言葉も大人になってから無意識レベルで深い傷を負っています。例えば親から「あなたはいつもやることが遅い」「そんなことをしてはダメです」「この子は出来が悪くて」等々、親は何気ない言葉であっても幼少期の子達には傷を負ってしまいます。

しまいには「自分はなんてダメなんだろう」というレッテルを貼ってしまうのです。

そういった無意識の傷が「癒やされない感情」として残り、大人になってから大きなトラブルとして影響を及ぼしてしまうのです。

2,少し深掘りをすると理解できる「毒親」の成り立ち

では、なぜこんなにも毒親が増えてしまったのでしょうか?
何が原因でこのような悪影響をつくってしまったのでしょうか?

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