先生ってすごい。

これからの学校に必要なことは、やり方がどうだ、ということよりも、「どんどんいい感じにしてきましょう」「なっていってますね」というポジティブな気運なのだと思う。みんないろんな思いがあり、大切にしたいこともあり、そしてそれは必ずしも同じではない。それはむしろ先生たちが子どもに教えていることであって、先生だって、みんな違ってみんないい。そりゃそうだ、と思う。だから大事なのは、気運なのだと思う。方法や手法じゃなくて、なんかいい感じだな、ということが増えていくことなのだと思う。

そして、その気運というやつは人からしか発しない。教育なんてまさに、これをやったら全てが解決します、なんてやり方はないわけで、やり方がその気運を提供してくれることはなくて、やっぱり人なのだと思う。俺が思うに、だからこそ先生はすごいのだと思う。先生ってすごい、すごいなって思う。出来ることがこんなにもある。こんな職業他にない、とすら思う。家庭環境が様々な子がいる中、学校に行って、教室に入ったら、その気運を感じられる。それは、愛されてるとか、楽しそうとか、大丈夫とか、安心できるとか、その子が生まれた環境がどうであれ、その空間にいったら、その人を感じられる。こんなにすごいことってないのでは、と思ってしまう。

だから、というわけじゃないんだけど、俺は先生が好きだ。そして凄まじい可能性を持っていると思ってしまう。気運を作り出すのは、やっぱり人だと思う。もう一度、繋がって、「やっぱりそうだよね」「やっぱり俺たち間違ってなかったよね」ということが必要なのだと思う。子どものことを愛して、伝えたくて、そして守ってあげたいという気持ちがもう一度繋がるのがいいのだと思う。青臭いこと、先生が言える世界を作らないといけないのだと思う。希望の火が絶えないように、もう一度集まるのがいいのだと思う。

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