不適正事務処理案件をカタろう~組織運営とコミュケーションの質~(240716)
〇わが部のチームスローガン
「シン・価値創造~滲み出せ、はみ出せ、出しゃばれ~」
★「人の行動はすべて、目標によって確定される~人が生き、行為し、自分の立場を見だす方法は、必ず目標の設定と結びついている。一定の目標が念頭になければ、何も考えることも、着手することもできない。」
(アルフレッド・アドラー「性格の心理学」)
☆7月の目標【第2四半期のはじまり。仕事は段取り八分。取り組む課題(宿題)を設定し、事前準備と確認はしっかりする。併せて、休暇の予定もしっかり立て、メリハリをつけることで、集中力を高めよう。】
★240716今週のつぶやき
【管理監督職のためのカタリバ「不適正事務処理案件についてカタろう」を開催】
・不名誉ながら、先だって我が組織で起きた3件の不適正事務処理案件、及びその処分の結果を受けて、7月8日に係長以上で語り合う場を持ちました。
・開催の理由は、自分で考えて(インプット)、口に出してみる(アウトプット)ことで、この事案を「他山の石」として「自分事」としてとらえていただきたかったから。
これが第一の目的。
・また、他者の意見等触れることで自分の考えや見方を補強し、防止に向けて「よりよい行動」(アウトカム)に繋げていただきたいから。
これが最終目的です。
・約1時間という短い時間でしたが、同じ話題でも、それぞれに受け止め方、思いや意見、経験の違いがあり、大変興味深く感じるとともに、改めて、「場」を創ることの大切さを再認識したところです。
・その場の意見等につきましては、別紙にてまとめ、所属員にも共有しました。所属員には一読の上、管理監督職が熱心に対話している雰囲気等を感じていただければと思いましたし、簡易メモから起こしていますので、わかりにくいところは必要な情報を付け加えていますが、それでもわからないところついては、お近くの係長、課長に「これはどういうことですか?」と尋ねてほしいとの思いからです。
・当方でピックアップしていますが、全体で共通していた意見は、以下のとおり。
⇒個人の問題よりも「組織」の問題。
⇒責任感や役割意識の欠如
⇒報連相や何気ないコミュニケーションの不足
⇒上司、部下ともに困りごとやおかしいと思うことを互いに言いにくい雰囲気
などの指摘が多かったように思います。
・その解決策として、
⇒定期的なミーティングの大切さを重視する意見
⇒さにありながらなかなかミーティングの時間が取れないという課題もあるとの意見
・・もありました。
・私からの「気づき」と「まとめ」としては、特に、
・下から上からの報連相については、言おうかどうしようか迷ったときが「言うべきとき」(その時に言ってほしい。)
・そのような「ものを言いやすい雰囲気づくり」は(私も含めた)幹部・管理監督者の必須のマネジメントである
・・と伝えました。
「ものを言いやすい雰囲気づくり」とは「コミュニケーションの質」を上げる努力
・この「雰囲気づくり」については、私は、「コミュニケーションの質」を上げる努力ととらえています。
・質を上げるには様々な工夫が必要ですが、まずもって、何でも言える関係というのは、それを言っても不利益にならないという安心感、「心理的安全性」が重要です。
・ではそれはどのように築かれるかというと、相手がどういう人間か互いの人となりを知らなければ、なかなかそのような関係性とはならないのではないでしょうか。
・業務ミーティングも大切ですが、これまでどのような仕事をしてきたのか、どのような思いを持って仕事に取り組んでいるのか、仕事以外でもハマっていることは何か、などなど。互いのことを知りあう「ジブンガタリ」も、コミュニケーションの質を上げるために時には必要なのかもしれません。
・一方で、プライベートを仕事に持ち込みたくないとか、そこまでの関係性って仕事する上で必要なの?というご意見があるかもしれません。その件については、また、次回に触れたいと思います。
・さてさて、皆さんはどう思われますか?
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