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僕が不登校を克服できた理由

今回は、タイトルにある『僕が不登校を克服できた理由』について話していきたいと思います。

結論を先に述べると、27歳の今も克服できていないと言う事です。

14歳の時の自分と、27歳の自分を比べると、もちろんできることは増えたし、成長実感もありますが、まったく持って不登校の自分とおさらばできた感触はないのだ。

もちろんそれは、自意識的なものであって、形式的なものではないし、実際社会生活も送り、会社にも行き、納税をし、恋愛をし、真っ当に暮らしている自負はある。ただ、実感というものは大切で、大事にしたいものだ。

カラーバス効果効果という現象はご存知だろうか?なにかを意識すれば、そのことにまつわる情報が集まりやすくなるという心理だ。

私の中では、このカラーバス効果の正反対で、自分が不登校児だったという事実を意識しない事により、一時的に不登校児ではなくなるという心理を利用している。つまりは気にしないor考えないということだ。

今も心の中にある不登校という名の過去。

果たして、いつになればその傷みから解放される日が来るのだろうか。

今もこうしている最中に、世界は動いている。

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猪野直也 / InoNaoya
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