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セブンチャートと、トータス松本さんと、あいつ。

先日、映画『UDON』でトータス松本さんが演じた役柄モデルになられた安藤芳樹さんの講演会に参加した。
運良くお話しする機会にも恵まれ、「うどん」ではなく「音楽」の話で大いに盛り上がった。

安藤さんは企画書のプロである。
ドラッガーの考えに感銘を受けるが、もっと簡単に、誰もが使える仕事術に置き換えることができないかを実践し、
『チャートで考えればうまくいく』
を出版されたところだ。

僕の頭の中では、こんな図式が出来上がった。
『安藤さん→うどん→トータス松本さん→高校時代の友人』

普通にウルフルズはTVで見るくらいの存在だった高校生の僕に、友人はウルフルズのアルバムをプレゼントしてくれた。
『ええねん』というアルバムだった。

当時、そんなに高校にも通っていなかった僕だが、彼と音楽の話をするのが楽しかった。
クロマニヨンズや、ミッシェルガンエレファントが好きだった彼。
ある日、チャットモンチーのライブに行こう!と必死に誘ってくれたのに、行かなかったことを未だに後悔している。

そんな彼ともひょんなことから連絡が途絶え早10年。
実家も知っているし、訪ねて行くのは容易くないことだ。

けれど、僕に会いたくない何かがあるのだろう。
心当たりはある。
あの時のことを謝りたい。
ずっとそう思っている。

今回、全く関係のない安藤さんの講演から、彼のことを改めて思い出し、また音楽の話をビールでも飲みながらしたいなと、勝手ながら思った。

もしこれを見ていてくれたなら嬉しいななんて、下心持ちつつではあるが...

とにかく、安藤さんの話・本の内容は面白い。
そして、僕の大切な友人のことを思い出させてくれた。
ありがとうございます。

友達よ、いつ会えるか分からないけど元気でいてくれよな。

また書きます。

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猪野直也 / InoNaoya
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