2,この1点を把握すれば常勝トレーダー入り。
今回は、前回話した勝ち組トレーダーが常に念頭に置いているたった一つのこと、市場原理について記載する。
これを知っているか、否かで、今後のトレードに雲泥の差が出るだろう。
ドル円取引でがっつりpipsを抜き取る○○時間足チャートがこれだ
前回私からあなたに説いた、今巷ではやっている多くの手法と呼ばれるものが、ほぼ全て、小手先かつ後付け論で示された根拠のないものであるとお伝えした。
前人がXやユーチューブなどで手法解説をし、こうこう条件が揃ったらエントリー、利確、損切と、そのマニュアル通り機械的にやっていけばプラス収支に動いていくなどとうたわれていても、すぐに誤差が発生し、連敗し、最終的に勝ちを出す前に負けまくってその手法は中止、別の手法を探すということを永遠にやる悪循環に陥っている方も多いことと思う。
かくいう私も昔はそうであった。
秒スキャ、自分都合で解釈した手法など、お金をどぶに捨てた経験は数知れず。
だが、今日お伝えする、たった一つの市場原理、これをマスターすれば、FX、株式、インデックス、先物など、全ての市場で同じように運用可能となる。
では、そのたった一つの市場原理、
それは、、、
ダウ理論
以下、ダウ理論を簡単に解説する。
超絶重要な市場原理のため、しっかりとマスターしてほしい。
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ダウ理論とは、以下6つの基本原則から構成される市場原理である。
基本原則①:平均株価はすべての事象を織り込む
基本原則②トレンドには3種類ある
基本原則③長期トレンドは3段階からなる
基本原則④平均は相互に確認されなければならない
基本原則⑤トレンドは出来高でも確認されなければならない
基本原則⑥トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する
全ての原則はとても重要だが、私たちFXトレーダーがデイトレードで意識し、収支に直結してくるのが、一番最後のトレンド継続条件だ。
この原則はどういう状態が上昇トレンドであり、下降トレンドになっているのか、そしてとういう状態だと、トレンドが終了し、トレンド転換が起こるのか?ということを端的に教えてくれるものとなる。
まず、上昇トレンドとは、今上がっていっているレートの、直近の高値と安値をどちらも切り上げている状態のこと。
更に、下降トレンドは今下がっていっているレートの、直近の高値と安値をどちらもきり下げている状態のこと。
言葉だけだとわからないと思うので、実際に下記の図を参考してもらいたい。
上昇トレンドとは↓
下降トレンドとは↓
トレードは必ず、トレンド方向への順張りで行います。
落ちるナイフをつかみにいくような、値ごろ感での逆張りでトレードなんてもってのほか。
こんなことをしていては、直近で勝てていたとしても、いつかはナンピンやレートの大変動で、ドカンと損失を出すこと必須。
その点、トレンドに従ったトレードであれば、レートが多少戻って含み損になってしまっていたとしても、また戻し、トレンド方向に値が伸びていくことが往々にして起こる。(もちろん、トレンド終了となり、損切をする局面もあるわけだが)
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相場はこのトレンドを上昇トレンド、下降トレンドとレンジ相場を繰り返し行って形成されていくものだ。
では、ここで一つの疑問が出てくる。
トレンドはずっと続くわけではなく、いづれかにはトレンド転換する時が来るということ。
では、そのタイミングってどうやって判断するのか?
この疑問が自分の脳内に浮かび上がった方はナイスである!
このタイミングは往々にしてレンジ相場とよばれるどっちつかずの相場状況になったりするが、いっきに変わるときもある。
この転換点を次のnoteで解説していくことにする。
なお