理不尽と戦うな、理不尽の中で戦え
仕事が楽しくない
夢を持って業界に飛び込んできたのに、思ったのと違う。
仕事が楽しくて仕方がない人がいる一方、
仕事が楽しくない人がいる。
そこの違いを考えてみた。
自分自身のこだわりが許されないフェーズはおもろしくない
自分なりに、こうしたいんだ!こうなりたいんだ!
と、こだわって100点を出そうとする。
そうすると
「最初は70点でええねん、時間かけるな。」
と叱咤される。
ここが面白くないと思う源泉なのかなと思う。
しかしながら、初心者が自己流や過信で物事をこだわり続けることは仕事(相手がいる状態)では迷惑だ。
自分の時間で趣味で行うなら、とことんやればいい。
「型があるから型破りが出来る」
これに尽きる。
仕事が楽しくなるフェーズ
素直に学んでいけば、仕事の質も上がってくる。
量をこなすことで質は磨かれる。
そうすると職場で人権(権力みたいなもの)が発生し、できなかったこだわりが許される。
さらにそこが評価され、付加価値になる。
料理職人さんが、盛り付けにこだわり5分遅く提供しても、そのこだわりに価値が生まれ、提供時間が少し遅くても許される、その料理を目にすることが特別な価値となる。
理不尽と戦うな、理不尽の中で戦え
できなかったことができるようになれば楽しくなる。
普通はできることが増えると楽しくなるのだが、
面白く感じない感度の悪い人もいる。
きっとメンタル的なもので、面白いと思える余裕がないのだろう。
職場での人権があることで面白さを感じることができるのではないか。
そこに到達するには、やっぱり最初は面白くない状態でやり抜くしか無い。
限られた制約の中でどれだけ輝けるのか。
世の中は理不尽にできているのだ。
他責で自己の正当性を主張しても勝てない。
求められるのは、
「理不尽と戦う技術」ではなく「理不尽の中で戦う技術」
つまり「理不尽を受け入れて、戦う人」
最近心に響いた言葉