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愛玩動物看護師の人材が流動化するのでは?

愛玩動物看護師が活躍できるか否かは、動物病院の規模や方針、考え方によって左右される。

私は愛玩動物看護師になった。

実は動物看護師統一認定機構に連絡すれば4月1日から登録がされているか確認できる。
「そんなに早く確認がしたいか」
と言われればその気持ちはもちろんある。
そんな感情論ではなく、採血などできることで業務を潤滑にするためである。
そうすれば獣医師が患者に向き合える時間も増える。
患者もhappy、会社もhappy。

愛玩動物看護師に採血を任せる病院は増えるのだろうか?

職域が広がったのに採血などさせてもらえない。
向上心があるのに自身がその成長に手を差し伸べてくれない病院に勤めているのであれば、職場を変える他はない。
飼い主さんも獣医師に採血を求める人も中にはいる。
上手な人にお願いしたい。
そうですよね、気持ちわかります。
その上手な人を増やすためには、協力が必要なんです
ご理解、ご了承ください。

取得した資格に価値をつけるべきか?

以下は私の意見であり、様々な障壁があるのもわかった上での理想である。

獣医師は獣医師免許があることが条件であるように、愛玩動物看護師も持っていて当たり前であるという認識が広まればいいと思う。
資格を取得する人としない人が分かれているが、それは選択として尊重されるべきで、免許保有者でなくても受付など活躍できる場面はいくつもある。

特に違和感を感じるのは
できることが明確になった今、その職域を全うしなければ手当として価値が生まれない。
人間が変わっていないのに、『給与が上がる。やったー!』
これはやっぱ違うんよね。
本当に手当分の価値を生み出していますか?

『病院に貢献している人の方が給与が高い』

認定動物看護師の資格が愛玩動物看護師の手当に変わるという病院が多い。
その人のスキルによって手当の金額が変わるところもあれば
勤務年数によって手当の金額が変わる病院もある。
1年目の獣医師よりも10年勤めた愛玩動物看護師の方が会社に貢献はしているはずなのに給与は獣医師の方が高い。
獣医師の給与を低くしろ、という話ではない。
仕事のできる愛玩動物看護師の給与をあげてほしい、という想い。
先輩というだけで、年功序列で給与が上がる制度ではなく、
実力で評価されるためには、スキル(能力)での給与テーブルが存在していれば評価がしやすい。

目的を忘れていないか?

『なぜ愛玩動物看護師になりたかったのか』
動物を救うためなのであれば
救うためには知識が必要だから勉強をしなければいけない。
スキルを磨かなければいけない。

原点に立ち返れば、努力する理由が見えてくるのでは。
努力が成果となれば評価に繋がり、自然と給与も上がるはず。
きちんと評価してくれないのであれば
きちんと評価してくれる場所へ行こう。

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