沖縄のIT・サービス産業界におけるDX推進人材育成プログラムを受ける | 連載04
「実践結果の共有!DXはじめの一歩」〜 講師 常盤木 龍治 先生 〜
もう、ついて行くのに必死です。課題発表のプレゼンが、、、、、。どうも大城直也です。
どんな感じで発表? 形式は? プレゼン何分?
いろんな疑問が湧いてきましたが、そこを踏まえて課題だろうと推測!
ここは、広告代理店時代に培った何が起きても大丈夫作戦!で乗り切ろう!色々対策しておくぞ!
と言う事でせっせと資料作り!気がついたら朝でした!🌅🐔
(楽しい事は、時間を忘れるタイプです。)
常盤木先生の課題
1.Microsoft Lensをスマホにインストールし実践した活用例を次回発表せよ
2.自らのDXへのこれまでの取り組みとこれからを説明せよ
いきなり、Microsoft Lensを使用してみようと思ったけど、使用するだけが課題になるはずもないかもと深読み(深くないけどw)
色々ググってみたら、脱線しかけた笑。
Microsoft Office Lensは、
Optical Character Recognition!
オプティカル キャラクター レコグニションって?なんじゃそりゃ?
略して、「OCR・オー シー アール」=「光学文字認識」搭載との事!
Office Lensは、Microsoftの提供するスキャナーアプリで、
iPhoneやAndroidなどで名刺や書類などを撮影し、画像やPDF、Wordファイルなどの形式で保存することができるとの事。
なんでそんな事できるの?と思い、調べてみたら「OCR機能」搭載だからにたどり着いた!その記事はこちら。https://imagers.co.jp/contents/1025/
株式会社イメージャー https://imagers.co.jp/
2Dバーコードリーダーで世界シェアを持つ米Honeywell社・国内唯一のVAD(総代理店)です。業界歴20年オーバーのメンバーを中心に、バーコードリーダーやRFIDといった【自動認識】に関する技術や製品の情報をお届けしております。(なんか日本は漢字とカタカナだから、とても難しいらしい)
1.Microsoft Lensをスマホにインストールし実践した活用例を発表せよ。
①紙資料をDOCSに変換しテキスト化、プレゼン資料に加工。
②資料をPDFにしてみた、画像データ変換。
③試しに自分の名刺をPPT化してフィルタにかけてみると特殊な感じになり文字に味が出た。
作為がなくて使えそう、わざとフォントを荒らす事がある。ロゴ制作など。
↑文字が崩れて、意図しないつぶれが起きてた。普通は失敗。でも、表現上、わざと荒らす事がある。意外に難しいので写真撮るだけでこれが出来上がるのは時間短縮になりそう!
加工後は、One Driveへと収納されOFFICEアプリと連動性がある。
Appleユーザーではあるが、Microsoft関係に慣れることも大切。
全て、繋がっていると感じる。DXの第一歩!
2.自らのDXへの『これまでの取り組み』を説明せよ
・コロナ化でリモートが増えた影響もあり「PPT」での資料制作が不便と感じて、共同作業や共有性が便利なGoogleアプリケーションを多様するようになりました。(スライド・スプレットシート・ドキュメントなど)
・個人のタスク管理をslackへと変更。共有頻度の高い部下にも取り入れてもらいました。プロジェクト毎に外部パートナーを紐付け共有して進めています。
・Slackを社内の共有プラットホームとして活用する事を提案。不慣れな社員には個別にレクチャー。
社内のプラットホーム化
(ここが一番難しいと感じる所)
勉強会のチーム内でも議論にもなりましたが、DX推進の難しさとしてみなさんが感じておりました。
『コミュニケーションのツールを変える事のデメリットと変えた時のメリットが人によって違う。多くの場合デメリットの方を多く感じる傾向にある。』
推進担当者も疲弊する。
みんなの仕事が楽になる為に推進したり、
勉強したりすることが嫌になってくる
(自分だけで良くなる。離れていく。辞める)
■個人的な私生活での取り組み
・3年ほど前から『 クラウド会計ソフトfreee 』を活用し、総世帯収支の見える化に取り組む『freee』導入によりデータが蓄積される事に感動。
現金を使わない暮らしを3ヶ月ほどチャレンジ。
現金を持ち歩いていなかったが、ほぼ不便な事はなくて早く『暗号通貨』が主流となればと思う。(ブロックチェーン技術は確立されている)
・銀行に行くという行為が不要になり「移動時間・待ち時間」がない事も良い!PCからログインするだけで済む為、約2時間かかる銀行取引が数分となり、ここ数年は窓口に行く無駄な行為が年1~2回程度となっている。
3.自らのDXへの『これからの取り組み』を説明せよ
・DXがIT化だけで終わらないために必要なコトを取り組みたい。
昔ながらのデザイン集団(いちクリエイターのセンス)や才能、企画力でやってきた会社や個人にとって、DX推進で起こす変化はとても大きく「個人のセンスでのマネタイズ」を「製品・サービス」「ビジネスモデルの変革でマネタイズ」に視野を広げ、同時進行しないと生き残れないと感じています。
「何となく業務プロセス自動化をしてみた」「AIを使って新しいことがしたい」だけでは、DXでもないような気がしています。
DXと言いつつ新しいIT活用とならないように取り組みたい。(ただ ふわっとしているのが現状)
・DX推進の最大の悩みは目的策定
目的を戦略として策定してから、その実現のためにどのようなデジタル技術が必要なのかという順番で検討していく。
・個人の努力を無駄にしない組織改革のDX。
・クライアントニーズ把握のための共有化ツール導入のDX。
・競合他社との違いや弊社ならではの強みを活かすDX。
・週報をやめる。終えた事に対する書類ではなく進行管理のDX
・プロジェクト共有型での進行管理のDX。
・古い経理管理システムにより専用端末でしかアクセスできないを変えるDX
・承認ラインの複雑化 決済者も大変!リモートで承認できないを変えるDX。
そもそも、上記がDXなのか?新しいIT導入化なのでは?の検証も必要。
DXとデジタイゼーション、デジタライゼーションの違いとは?
「デジタイゼーションをDXと勘違いする」
受講生でもおりました。
先生の指摘により、僕もハッとしました!
DXでは組織全体もデジタル基盤に変えていく必要がある。つまり企業全体の体質をプロセス含めてデジタル化する必要があり、ビジネスモデルにデジタル技術を一部追加しただけの「デジタイゼーション」はDXと呼べません。との事です!
ただしDXを行う際は、まずデジタイゼーションを最低限クリアしていないと先に進めないようです。
まずはデジタイゼーションの実施から始めてもOK!
「デジタライゼーション(Digitalization)」とは「デジタル技術を活用しながらビジネスプロセス自体を変革して、新しいビジネスモデルを実現する考え」を指す。
デジタイゼーションとは違いプロセスをデジタル化により効率のよい状態に変化させ、まったく新しい顧客体験を実現していくのがポイントです。
例としては
・インターネットサービスを利用してカーシェアリングサービスを提供する
・ドラマや映画の映像をオンライン上で楽しめるようにする
・SNSによりインターネット上でコミュニケーションが取れるようにする
などが挙げられます。
このように従来は存在しなかった新たなビジネスモデルをユーザーへ提供できるようにするのが、デジタライゼーションの目的です。
デジタライゼーションはデジタイゼーションの次にあり、DXの前段階にあるということは覚えておく必要があるようですね!
さらに詳しく知りたい方は→「https://www.realgate.co.jp/md/3088/
痛々しい “勘違いデジタルやってる人材” になるな!
講義終了後、早速、ギクっとしたコメントを頂きました!
BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)とDXの違いを認識しておくと、痛々しい“勘違いデジタルやってる人材”にならなくて済むので是非ご一読を。との事。
ちなみに今回の中で質疑の多かった
DXと業務改善の本質的な違いはこんな感じです。
BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)とDXの違いを認識しておくと、痛々しい“勘違いデジタルやってる人材”にならなくて済むので
是非ご一読を。https://workstyle.ricoh.co.jp/article/dx-bpr.html
ビジネスモデルの変革(トランスフォーメーション)がない単なる業務改善は繰り返すだけではDXにあらず。ただ、その業務改善すらできないのにDXの実践なんてとてもじゃないけどできないってのがリアルです。
IT化やデジタル化で手順を改善するBPRができないってことは何が
本質的な課題なのか、つまりイシューすら探り当てられてなくて勘違いしてるって状態なのです。
一部の天才を除きBPRを経験をしないで、DX実践する実力なんてつかない。
ツール導入が目的になっちゃダメだけど、それぞれのツールや手法を何が実現できて何が苦手なのかすらわからない(今日のGoogleとMicrosoftの違いの話ね)って状態、つまりバタ足すら出来ないなら向こう岸にはつかないって事です。
一段飛ばしをせずに自らに腹落させるプロセスから逃げると実践力ないし実績もないただの口だけの信用力ない人間になるので人心が離れます。
ジャブを打たないボクサーは
ストレートを当てれない。
最初はみんな下手くそ。ジャブ打ちましょう❣️
さらにいうと、本当に最高の研修期間の学びにしたいなら、
ちゃんと課題図書は熟読しましょう!
(今日の会話でどの程度予習してるか皆さんバレバレでした学びがまだまだ浅いっ笑)
いかがでしたか?
今回は書くのも大変でした。でもこれ、ごく一部なんです。
一回の講習で約四時間。終了後に復習もするので、
5〜6時間はかかります!でも、楽しい!
講師・運営の方々はもっと大変だと思います。
本当にありがとうございます!
DXって難しそう、わからない。と思っていた方。僕もその一人です。
受講内容を連載していきますので、
ご興味があれば、フォロー&スキをお願いいたします!
見てくれてありがとうございました。
つづく。
次回。 "STEP2 グランドデザイン"
「デザイン経営・デザイン思考」 〜 講師 兼村 光 氏 〜。
一体どんな人物なのだろうか?🤩