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ビタミンCが足りないと疲れやすい

おはようございます!

パーソナルトレーナー
元プロ野球選手
治療家をしております。

藤岡 直也と申します。​

ビタミンCが不足していても皆さん自覚症状とかありますか?特に自覚はなく体調が本調子ではないとか最近疲れやすいな~ぐらいの程度だと思います。

筋肉細胞にあるエネルギー発生装置(ミトコンドリア)には、エネルギー限となる脂肪酸を運ばなければなりません。ビタミンCがないと運ぶことができないのです。

ビタミンCがないと筋肉が分解してくるので疲れやすくなったりします。風邪をひきやすい人がビタミンC不足なのはこの理由でもあります。

古い話では、ビタミンCのような水溶性のビタミンはたくさん摂れば尿に排出されるのではないか?という話になっています。

しかし、ビタミンCは大量に摂取すればその濃度が全身の器官に行き渡り上昇していきます。

足りない人の特徴

顔色に表れます。士気色に変色、スタミナも無くなり、息切れをする。関節や手足に疼痛が発生する。走るような痛みも起こることがある。

歯茎も痛くなりちょっとの事で出血が目立つ。

サルや人間はビタミンC合成能力がない

鳥でも牛でも犬でもビタミンCを体内で作っています。一部の動物を除けば人間サルしかビタミンCの自給ができないのです。

もっとも進化した動物のみがビタミンCの合成能力がないのも辛いですよね…

この事実は、サルが出現した段階でビタミンC合成酵素が失われたことを示しているそうですね。そのためにタンパク質やエネルギーによって高等動物、相応らしい能力を獲得したと言われています。


ビタミンCを作る器官

鳥類や爬虫類は腎臓。哺乳類は肝臓である。これは、ビタミンCの要求の高まりにつれて小さな腎臓から大きな肝臓へと製造工場が移転したものとされています。

同じ鳥類でも進化の段階の高いものでは腎臓ではなく肝臓で作っています。このようなビタミンCへの要求の高まりの中で突然変異が起き、サルは合成能力を失ってしまったのです。

人間の乳児は生後10ヵ月ほどだと自分でビタミンCを作っています。では大人になって完全になくなるのか?

と言われても完全ではないそうです。上記の疲れや症状が出ている場合は作られていないと考えた方がいいかもしれません。

ではどれくらいビタミンCを摂取すればいいの?

ヨーロッパ氷河時代は重い関節炎を患った老人が多かったそうです。その理由は、ビタミンCを豊富に含む新鮮な獣肉の入手が困難になったことが説明されています。

アメリカの動物栄養委員会が1962年に報告したところによれば、サルの場合、ビタミンCの1日必要量は体重1キログラム当たり55ミリグラム。

体重60㌔グラムの成人の場合に換算すると3.3グラムです。

人間がもし自前でビタミンCを作るとしたら1日量は2~20グラムとなります。

ビタミンCは大事ですね(^^)

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